2005年 08月 29日 ( 1 )

旅日記・山形編・2・「若き日の過ち・ごめんなさい」の巻き

もう時効だろうから書くけど、
親元離れて、一人暮らしをするようになって、
同じ年頃の親しい友人も出来た、そんな数十年も前のお話です。

この歳まで生きて来て、生涯語るコトは無いかと、
密かに胸に閉まって於いたのだが、勇気出して白状してしまおう。。。。(笑)
(万が一、お食事中の方が居たらごめんなさい。)

Sちゃんも含めて、親しい仲間で、お酒を飲んだ。
何かの集まりだか、パーティーだったような気がする。

私は、今では女性としては、かなり飲めるほうだと自分では思うのだが、
当時はそんなに飲めなかった。

飲んでるうちに、急に、本当に、いきなり気分が悪くなった。
天井からつり下がってるミラーボールだったかが、超・高速で回転してるみたいに見えた。
トイレに行こうと思って席をたった。

そばに居たSちゃんが「どうしたの?」と聞いた。

「気分悪くて、吐きそうなの」
(ウップ。。。)←注訳・今にも出そうな感じ・・・のウップです。(言わなくても分かるか・・・。)

なんとSちゃんは、そう私が言った途端、
とっさに、自分の両手を洗面器出すみたいに、私の目の前に出してくれたのだ。

決して、お言葉に甘えたわけでは無いのだが、
その丸めて差し出してくれた両方のオテテの中に、
私ったら、本当に吐いてしまった・・・・。(汗)

そんなぁ・・・。
よそ様の手の中に吐くなんて・・・。
フツーは考えられないが、その考えられないコトをしちゃった私なのである。

それは、そのくらいピッタしのタイミングだった。

そんな風に両手を差し伸べてくれたSちゃんには、
心の底から申し訳ない気持ちでいっぱいだった。

もちろん、その時も謝ったのだけれど、
数年経っても、いや、数十年経っても、やはりコレが頭の中にあった。
Sちゃんという存在を思い出すたびに、
いつか、このコトをきちんと謝らないとイケないなぁ。

・・・・そんな事を考えながら、私は、今回出かけたのであった。

待ち合わせの時間になって、Sちゃんが来てくれて
二人で歩きながら飲み会の席のお店に入って、乾杯した後、即、この話題を出した。

Sちゃんは、本当に信じられないくらい良い人で、
「そう言われれば、そんなコトもあったっけ」
「言われるまで、忘れていたよ」
なんて、笑いながら言ってくれた。

自分の手の中に、●ロした人のコトなんか、フツーは忘れないでしょ。(笑)
第一そんなヤツ、私だけだと思うし・・・。

それを「なんてコト無いさ」みたいに語るSちゃんは、凄いと思った。

いやぁ~、完全に敬服してしまった。
ありがとう。。。そう言うしか無い私であった。

話はそれから次々といろんな話が出て来て、尽きるコトが無かった。
それはまるで、お互い昨日・今日、毎日顔を会わせてるような感じの会話だった。
数年間会わないで居たまま、年賀はがきのやり取りしか無いとは思えない会話だった。

昔の友達って、ホントにいいなぁ。
女性は結婚したりしてしまうと、仲が良かった人でも、そんなに度々会えない事が多い。
でも、不思議と会った途端に、周りを包む雰囲気が昔の空気に変わってしまう。
なんだかまるで、19・20の頃の私らに舞い戻った感じだった。

彼女は私より小柄だが、スレンダーな身体だ。無駄なお肉が付いてない。
出してる腕とかがヤケに小麦色なので、
「何かしてるのか」と聞いたら「毎朝走ってる」とのコト。

それも、よ~く聞くと、半端じゃなかった。

ハーフ・マラソンの大会に出て、なんと優勝とかしてるらしい。
さらに、トライアスロンの競技にも参加してるらしい。
その名も〝通称・おしんレース〟
そう。あの偉大な『おしん』だよ。
正式には「日本海トライアスロンおしん大会」とか名のつく有名なレースらしい。

仲間の人と、気軽に「山寺」(←はっきり言って遠いです。山形市内⇔山寺までは・・・。)まで
走って行ってしまう。。。という事を〝軽く〟語るSちゃん。

いやぁ~、この人のエネルギッシュな生き方は、ホントに頭が下がる。
運動が好きなのは、確かスキーも指導者の腕前だったから十分わかるのだが、
それ以外にも、生き方そのものが、常に前向きなのだ。

彼女は、OLさんを辞めて、
ある資格をとってから自宅兼教室を自分で建て、そこで教室を開いてる。
今では、人を雇って運営してる程になっているのだ。
さらに、今度は違う資格をとろうと、今、勉強中なのだそうだ。

Sちゃんは、自分の事を「わたし〝マグロ〟なんだよねぇ」と言った。
ドテッと市場に上がったソレでは無く
絶えず大海原を〝回遊してるマグロ〟を指して言っているのだった。

「常に何かに挑戦していたいんだ」
相変わらず、えらいなぁと思った。

日々しょうもないコトで、ふうふう言ってる私は、心底、恥ずかしいなと思った。
たまに、こういう友人と会うと刺激を受けていいな。
私も頑張らないと・・・と思った。

案内された店で出された料理は、多国籍料理だった。

中でも、米ナスの上に〝クスクス〟というつぶつぶが上がって居て、
さらにその上に、スズキの焼き魚が乗ってる品と、
米沢牛のステーキがとても美味しかった。

c0073802_2135492.jpg
酔ってるのと、話すのに忙しくて、画像はコレしか無かった。
(しかも、かなりブレてるしぃ・・・笑。)

そのお店は、なかなか予約が取れないとかで、確かに混んで居た。
しかも、Sちゃんにご馳走になってしまった。
今度、うちのほうに来たら、私がご馳走するからね。

店を出たら、台風の影響で、雨がかなり降って居た。

自転車で来たという彼女、
「平気だから・・・」と雨降る街並みに消えていった。
なんか、去り際もカッコいい。


数年ぶりだったけど、本当に会えて良かった。
雨が降ってたけど、気持ちの良い夜だった。

ほんと・・・良かった。
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by mismis10 | 2005-08-29 21:42 | 旅(山形編)