こんなモンを買いましたシリーズ。 まだ続きます。 レトロなヤカンを購入。 昔、学校のストーブの上でシュンシュンと湯気を出していたあのヤカンです。 今はそんな時代じゃ無いのかな・・・。私の中学校では、そうだった。古っ。 あとは青春ドラマでお決まりの ラグビー部員とかが、グランドで水をかけられたアレね。 とにかく、ヤカンを色々と探してるうちに、 あの昔からある丸瓶のアルマイトのヤカンは、どうなんだろう? ・・・という興味がわいた。 昔からあるのだから、何かすたれないような利点があるのだろうと・・・。 アルマイトとは、アルミを加工したもの。 アルマイト加工は、 大正時代に日本の科学者に発明されて、日本で名前もつけられた。 アルミは空気中にさらすと、表面に薄い酸化皮膜を作る。 この皮膜はアルミの表面を保護し、腐食を防ぐ働きをする。 これを人工的に厚くしたものがアルマイトだそうだ。 一般的に硫酸液で電解するとシルバー色、 しゅう酸液で電解されたものはゴールド色になるらしい。 中国や韓国でも作られているが国産が良いらしい。 意外な事に、水道水のカルキ臭を抜く事が出来るのは、 このアルマイトのヤカンか、鉄瓶のヤカンしか無いのだそうだ。 ホーローやステンレスでは、いくらお湯を沸騰させても、駄目なのだそうだ。 茶道に鉄の茶釜を使うのにはそんな理由もあったのだろうか。 それと、アルマイトのヤカンが、 学校や病院で使われるのにも、そんな訳があるのかもしれない。 鉄は重いので、こうしてアルマイトのヤカンを購入。 この丸い形に理由があるのだろう。 ちゃんと「取っ手のストッパー」も付いていて倒れる心配も無い。 悪いけど、この前まで使っていた柳宗理さんのヤカンにはそれが付いて無かった。 あれは思った以上に使いずらかった。 デザインは良かったけど、 取っ手が倒れて熱くなるので、いちいち、鍋つかみとかフキンが必要だった。 (2代目を購入しなかったのは、そんな理由からだ。) この丸いヤカン。 ガスやストーブの調理器具で無いと使えないのが難点だけど、 運良く、うちはガスだから、しばらくコレを愛用してみようと思う。 ル・クルーゼとの相性も、思った以上に悪くない。(・・・よね??笑。) もう、こうなりゃ、フランスも日本も一緒だ。 要は使いやすさだもん。 こうして、どんどん統一感の無い台所になっていってる。 それも、またいいや。うちの台所だもん。
by mismis10
| 2008-02-07 00:37
| 日常あれこれ
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