虜(とりこ)


そうそう、忘れないうちに、ある日の出来事のお話。

友人に、凄い店に案内してもらった。

「お蕎麦やさんに行こう」と言うので、
頭の中では〝渋いお蕎麦や〟さんを想像していた。

ところが案内された場所には、すごい素敵な看板が。(笑)
えっ。・・・マジで。ここですかい。
同行メンバー皆で、かなりウケた。

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車を降りて、見上げるように看板を眺めた。
なんと、よく見たらイラスト付きだ。

誰かが「みしゅらんさんにピッタリだね~」とか言っていた。

(・・・をい。)

そう、その時の同行メンバーでは私が最年長だったのだ。
確かにそうだわ・・・。(納得するんかい。)

それにしても、もはやこれは、
とうてい蕎麦屋の名前とは思えないよなぁと思いながらも、
皆と一緒に建物へと歩く。

さっそく入り口から中に入ると、その建物が妙だった。

靴をぬぐ場所には、渡り板がある。
玄関そばに、小窓がある。
脇には古い黒板みたいなモノもある。

この雰囲気は、どこかで見たような感じがすると思ったら、
そこは、昔、診療所だった建物を改装したらしい。

玄関のホールを中心に、右と左に分かれる。
蕎麦屋さんは、どうも右に行くらしい。

廊下は、ペパーミントの薄いような色で、かなりレトロな感じ。
待合室みたいな部屋を改装してテーブルとお座敷があった。

年配のご婦人がオーダーを聞きに来た。

お蕎麦が来るまでみんなで、廊下とか天井とか照明を眺めて、
その不思議な雰囲気を味わう。

しかし、どうなの、コレって。。。。と、ますます混乱しながら蕎麦を待つ。

でも、若い人も年配の人も、次々とお客さんがやって来ていた。
知る人ぞ知る店なのかもしれない。

お蕎麦は、どうやら元診察室みたいな厨房らしい場所から、さっきのご婦人が運んで来る。

見ていたら、一人でけっこう長い廊下を運んで、ご苦労さまだった。
厨房で蕎麦を作っているのが、もしかしてご主人なのだろうか。
歳の感じからすると、団塊の世代の感じだった。

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お蕎麦の味はとっても良かった。
皆で話をして、味わいながらいただく。

会計を済ませて、そこの部屋を後にしたら、さっきとは反対の左に、
〝午後のテラス〟とおぼしき、
部屋というか店というか、そういう空間がみえた。

そうだったのか。
ずっとお蕎麦屋さんの名前だと思っていたのだが、
じつは、この建物は左右2つのモノで成り立っていたのだった。

帰りに、よ~く見たら、強烈な看板の下に、
「そば処○○や」・・・と書いてあった。

(実際にある建物なので、ご迷惑かからないようにモザイクかけています。)

それにしても、あの〝午後のテラス〟とは、一体なんぞや・・・。

喫茶店とは思えないし。
もちろん、うどん屋でも無い。
大人の社交場かしら・・・。

こりゃもう一回、行って確かめて来るしか無いな。

どうしよう。
中高年の憩いの場の〝虜〟になったら。・・・ふふふっ。
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by mismis10 | 2008-02-02 23:47 | 日常あれこれ
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