人気ブログランキング | 話題のタグを見る

引越し物語Ⅱ・途中下車の小さな旅編


ご無沙汰です。

隊長は、ついに不良になっちゃいまして、
やらねばならぬコトだけに絞って回復をはかってました。
そんな体調不良も
なんとか復帰出来そうなので、またぼちぼちと参ります。
どうぞよろしく。

      ~~~~~~~~~

次男の引越しに続いて、長男の引越しもあると言いながら、
次男分をアレだけ長々と書いておいて、長男は書かないのでは、
2人の子供に公平でないと思い、やっぱり書かせていただきます。(笑)

と、何もそんな事に、こだわる事も無いのですが、
まぁ誰が読んでいようがいまいが、HPは自己満足の世界ですので
それにお付き合いくだされば幸いです。

      ~~~~~~~~~

次男の引越しから1週間後。
今度は長男の番。

次男がなかなかアパートを決められないままに居たあいだに、
長男は「近く」というだけの条件で、
新しいアパートを、たった1日いや、半日、いや・・・数時間で決めた。(笑)

それはそれで結構だと思った。ソレを聞いた時点では・・・。

歩いて1分もかからない・・・というので、
前回の次男の引越しでエライ目にあった私は、内心、これは楽だと喜んだ。
今回はコロちゃんは別の予定で、私のみの手伝い。

当初、引越しを予定していた土曜日でなく次の日になった。

そうなると、ただ上京したのじゃモノ足り無い。
事前に教えてもらった月一の骨董市が開かれるというので、
さっそく、そこに寄る予定をたてた。

そう・・・。
いわば、引越しの大儀名文のついでの観光である。(笑)

3月の移動と春休みの影響で、指定席がとれず、
立ったままで大宮で新幹線を降りて、そこから浦和にむかった。

浦和は初めて訪れた街だったが、駅前開発のまっただ中だった。
ネット友達のEさんが迎えに来ていてくれた。

はじめて会うEさんだったが、最初は緊張したが、同世代というコトもあり、
道を歩きながら話してるうちに、その緊張もとけていった。

この辺がネット友達の不思議なご縁だと思う。

『調神社』と書いて『つきじんじゃ』と読むらしい。
調神社

駅から数分歩くと、中仙道沿いにある鳥居の無い事でも有名な、こんもりとした神社が見えて来た。
しかも狛犬でなく「兎」がお出迎えしてくれた。

私は、そこの神社にそうした兎がいるとは、Eさんからうかがうまで知らなかった。
こちらに帰って来て、後日、
昔、その近所に住んでいたという仕事仲間の友人が、その兎さんの話をするので、また驚いた。
そんなに有名な兎さんだったんだ。

引越し物語Ⅱ・途中下車の小さな旅編_c0073802_2338343.jpg
引越し物語Ⅱ・途中下車の小さな旅編_c0073802_23381877.jpg
上手く画像に納めようと思うのだが、
高い場所に兎さんが居るので、下から見上げた姿しか見えない。
しかも親子の兎さん達だった。

引越し物語Ⅱ・途中下車の小さな旅編_c0073802_23383448.jpg
そこから、境内にむかうと、水場にも、兎さんが居た。

引越し物語Ⅱ・途中下車の小さな旅編_c0073802_23385341.jpg
兎は、うちのコロちゃんの干支なので、
これは何かのご縁とばかりに思えて、けっこう嬉しかった。

引越し物語Ⅱ・途中下車の小さな旅編_c0073802_23391353.jpg
さっそく骨董市を散策。
Eさんとアレコレ言いながら見て歩く。

お互い、旦那さん達が骨董とか古いモンに興味が無くて、
こうした場所には一緒に来れないという共通の話題も出たりした。

私は、この後、息子の引越しに行くのに荷物を増やす訳にもいかないから
何も買うまい、散策を楽しもうと決めていた。

が、・・・・しかし、その考えは、もろくも消えた。

やはり目がいったモノは、どうしても欲しい性分。
あらかじめ目についた品をさっそく買う事にした。

引越し物語Ⅱ・途中下車の小さな旅編_c0073802_23393289.jpg
昭和の頃の「ご飯茶碗」2個
百貨店の松坂屋の古いシールのついた「夫婦茶碗」2客
何を入れていたのか不明の「小さなガラスの瓶」3個

駄目押しで、イギリス製の「小さなサラダボール」3個

骨董市のお店の方達は、皆さん気の良い方が多く、
それぞれに値引きやおまけをしてくれた。

Eさんは、慎重に品物を選んでる様子だったが、
中でもシルバーのブレスレットは未使用品でデザインも素敵な品を購入。

腕に巻くと華奢な感じに揺れて、それはとても彼女に似合っていた。

引越し物語Ⅱ・途中下車の小さな旅編_c0073802_2340125.jpg
そこで、そうしてしばらく楽しんでから今度はEさんお薦めのお店へむかう。
その街にぴったりの雰囲気のギャラリーを兼ねた和風カフェの店だった。

『楽風』(らふ)

お茶屋さんが経営してるその店は、お煎茶やお抹茶を選べるようになっていて、
和菓子かケーキを選べる。

引越し物語Ⅱ・途中下車の小さな旅編_c0073802_23401897.jpg
私は迷わず、ケーキにした。大好きなモンブランが本日のケーキだったから。
同じく、Eさんもケーキ。。。笑。

落ち着いた店で、二人でゆったりした時間を過ごした。

二人で共通のネット友達の話をしたり、
お互いの仕事の話や家族の話題で、あっという間に時間が過ぎていた。

予定していた時間をすでに過ぎていて、
ケータイに長男からメールが来てたのも見逃していた。
今日行くとだけしか連絡してなかったのだった。

そうだよ・・・。そろそろ行かないと。危うく忘れる所だった・・・笑。

浦和は、通り過ぎてばかりいた街だったが、
私はとても気に入った。

またいつかあの兎の調神社の骨董市も覗いてみたいなと思った。
楽しい途中下車の小さな旅だった。

引越し物語Ⅱ・途中下車の小さな旅編_c0073802_23404051.jpg
Eさんから、息子達へとお菓子をいただく。
この『ねぎみそ煎餅』がとても好評だった。

駅で別れる時に、乗り換えの場所が分りにくいからと、
最後まで丁寧に乗り場を説明してくれるEさんは、
とても優しい気配り細やかな素敵な女性だった。

浦和から京浜東北線で南浦和まで行き、
そこから、武蔵野線に乗り換えて、西国分寺に行き、
また中央線に乗り換えて八王子まで行った。

駅から歩いてアパートへ到着すると、
1週間前となんら変わらない(ように見えた)部屋だった。

要するに、何も引越しの準備をして無かった訳である。


明日。引越しなんだよね。。。。ね。(汗)


づづく
by mismis10 | 2007-04-01 00:03 | 引越し物語(2007・3)
<< 引越し物語Ⅱ・前編 引越し物語り・後編 >>