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旅日記・信州編・18・築地


携帯とかのメールは本当に便利だ。
旅に出て、ネット仲間がいると連絡も出来る。
迷惑かなとも思うが、まぁ、駄目モトで連絡してみた。

仰々しいオフ会とかでは無く、
近くまで来たから、ちらっとお顔を拝見という感じのお誘いをしてみた。

マミィさんとなぁなママさんの、お二人は、
東京でも、本当に便利な場所に住んでいるので、
どうも、ちょいちょいと声をかけてしまう。
(まぁ、考えようでは、はた迷惑かもしれない。ごめんね。)

なぁなママさんは、ちょうど仕事がお休みで出て来てくれると言う。
マミィさんも、先に自分の用事を済ませて、その足で来てくれるらしい。

平日で、仕事をしてるのは十分、分っていたが、
ケータイのメールアドレスを知っていた、のぶちん♪にもメールしてみた。

以前、新宿にKちゃんと来てた時に、近くで仕事していたというので、
ランチだけでも一緒に出来ないかと思ったのだった。

あいにく、彼女は出張で東京には居なかった。

私が、こうして長々と書いてる信州なんぞ、
彼女は、いとも簡単に車で日帰りで行って帰って来てしまう。
いやはや、凄い女性だ。

いつか、また、機会があれば、
そんなに歳とらないうちに、ぜひお会いしたいと思っている。(笑)

階段を上がり、待ち合わせの駅の出口に出ると、
すでに、そこには、なぁなママさんが待って居てくれた。

なぁなママさんは、相変わらずスレンダーだった。
朝、メールしたら「これから歩いて行く」というので、すごいなぁと感心した。

都会の人は、本当に、よく歩くと感心する。
特に、なぁなママさんは、登山でもよく歩いている人だから、
この辺は、なんてこと無いのだろうなぁと思った。

すでに、何度かあってるので、
ご近所の友人に会ったみたいな挨拶をした。(笑)

その挨拶もそこそこに、みんなが揃うまで立ち話をして待つ。

大きな道路の先に見える目の前のビルが、
築地の『国立癌センター』だと教えてくれた。
(あぁ~これがそうかぁ・・・。)
以前、仕事でお世話になった方が、
ココに入院して退院した事を少しだけ思い出した。

そのうち、マミィさんからメールが届く。
『今、そちらに向かって走ってます。電車が。(爆)』と。
(相変わらず面白い人だ・・・。笑。)

ほどなく、マミィさんが登場。
すでに数回お会いしてるので、身内も同然の感じがする。
まるで、妹とかと待ち合わせしてたような感じだ。
擬似妹は、バンビみたいに跳ねるように出口から出て来てくれた。(笑)

その間に、ろだんさんが、パロさんと連絡を取り合って居た。

パロさんは、次女のお嬢さんとこちらに向かってるのだけど、なかなか合流出来ない。
私達も、そちらに向かって歩く事にした。
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反対側の道を歩いている可能性もあるので、別々に分かれて道を歩いた。

そんな事をしてるうちに、なんとかみんなが、合流出来た。

最初に行こうかと話していた、
ろだんさんが何かで調べておいた築地のお店は、
歩いているうちに確認すると、どうも皆で食べるような店では無かった。

ジモティーの、なぁなママさんに、何処か知ってる所は無いかと尋ねた。
お母さんと行った店はどうかという事になり、彼女の案内で、そこに向かう。

※竹若

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運良くお店の中のお座敷に通される。
一日限定20食だったかのランチのお寿司にする。

待つあいだ、ろだんさんは、パロさん親子にケータイの画像を見せていた。

私は、目の前に座って居たマミィさんとなぁなママさんに、
白馬のKASUKE山荘の話とかの説明をするのに、
イメージとして、これまたネット仲間の人の名前をあげた。

「ユミリンさんの息子さんが修行してるオーベルジュスタイルのホテルだよ」と。

ネットを通しての存在の彼女だけど、
HPやブログで家族構成まで知ってるから話が早い。
そんな感じで説明すると、ちゃんと伝わったりするから可笑しなものだ。

なぁなママさんの次男クンといい、
いつか、そういう老舗で働いてる息子さん達の所にも行けると楽しいなと思った。

話をしてる間に、お寿司が運ばれて来た。
これが、すごいボリューム。

(でも、やがて、完食。・・・笑)

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さっそく、ブログやHPの日記のために、
みんなそれぞれに、画像を撮ってる姿が面白かった。

HPを持っていたりすると、こういうお出かけ時の食事は、その題材になるので、
皆さん、ソレを撮らないと食べれない訳だ。

みんな一様に、お出かけとか食事の時に、
この「作業」をすると、家族からヒンシュクを買うと話していた。

(確かに、それは言える。笑。)

マミィさんは、誰かにメールをしていた。
やがて、返信して来たメールを、笑いながら私に見せてくれた。

『てめぇー喧嘩売ってるんかい!!今レトルトカレー作ってるっちゃ』(原文)

おお~。このセリフ。
言わずと知れた、ネット友達のくくるさんだった。
愛知の風がいきなり届いた気がした。

メールって、ホント便利だわ。。。。笑。

爆笑しながら、お寿司を口に運ぶ。
(いやぁ~、悪りぃ~悪りぃ。ホント、悪いねぇ。)
彼女はどうやら築地のお寿司を見ながら、レトルトカレーを食べたらしい。

今度は、名古屋方面に、やまちゃんの手羽先でも食べに行くかな。(けっこう本気。)
それよりも、くくるさんちのレトルトカレーがいいかも。(かなり本気。)

ずっと昔からの友人も、
ネットが無ければ出会う事も無かった友人も、
旅先で出会った何気ない人達も、
みんな同じように、不思議な出会いで人間は繋がってるのだと思うと、
なんとなく不思議だが、嬉しい気分になった。

そんな感じで、時間まで楽しい食事をした。

会計を済ませて、お手洗いに行った人達を店の外で待っていた。
そこで、アクシデントが起きた。

私は、決定的瞬間は見なかったのだが、
透明な全面ガラス戸に、なぁなママさんが激突した。

彼女は痛いのと、恥ずかしいのと、その両方で、顔が真っ赤だった。

しかも、よく見たらぶつけた部分から血が滲んでた。
「大丈夫だ」と何度も言うけど、かなり痛そうだった。

それでも、気丈で、痛みにも我慢強い感じの・・・なぁなママさん。
滲む血を押さえながらも、みんなと一緒に有楽町まで歩いてくれた。
大怪我にならずにホント良かった。
(でも、家に帰ったら、顔だけでなく、膝も青タンが出来たそーな・・・。涙。)

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道路に詳しいマミィさんの案内で、
歌舞伎座の横を通ったりして歩いていたら、しだいに有楽町の駅が見えて来た。
この日は、本当に暑いくらいの秋晴れの日だった。

駅に入る手前で、
その前にそびえている建物の丸い円盤の形のレストランを指して、
「ねぇねぇ、私、あの丸いレストランにいつか入りたいのだけど。」
と、マミィさんとなぁなママさんに話かけた。

二人とも、何を言ってるのだろうと、不思議な顔をした。

私が指をさしたのは
『東京交通会館』銀座スカイレストラン(15F)だ。

※東京交通会館

この展望レストランは、
有楽町の駅のホームからも見れて、通るたびに気になるのだが入った事が無い。
その形が私好みで、やたらに、とてもレトロだと思ったら、
なんと東京オリンピックの翌年に創業なのだそうだ。

1時間に1周する速度で回転してるのだそうだ。
どんな感じなんだろう・・・。
目がまわって食べれなかったら、営業して無いだろうしねぇ。
あぁ~、興味あるなぁ~。

そうだ・・・。

この次のオフ会は、
ここで『カレーを食べる』って案は・・・いかがでしょうか。(笑)

有楽町駅で、さよならして、二手に別れた。

別の電車のホームで、
二人が、こちらに向かって、何かゼスチャーをしてみせたらしいのだが、
私には、どうも分らなかった。

あとで、メールが来たら、
私がさっき、「あのレストランに、行ってみたい」と話した時、
回ってるのかどうか解らないという感じの顔をしてた二人が
回転する様子を確認したよ~と、身振り伝えてたらしい。


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ありがとうね。
最後の最後まで、お世話になって、お疲れさまでした。


そこから、今度は代々木へと向かう。


(2006・10・10「昼」)
by mismis10 | 2006-10-31 22:20 | 旅(信州編)
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