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イギリス旅日記・9・(2日目・遠出の朝)

2日目。朝早く起きてホテル周辺の散策をして来た。
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昨日夕方着いた時は暗くてよく見えなかったが、周辺には教会ばかりでなくいろんな店があった。インテリアの店とかもあった。24時間営業のスーパーASDAや、夜中までのTESCO、後はドイツ系のスーパーも、小さな小売店みたいなコンビニもあった。
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この中のスーパーの「ASDA」を私が「アサダ」と読んで話をするので、そのたびに、J子さんが「アスダね。」と優しく訂正してくれるのだが、度重なるうちに多分最終的には言っても無駄だと思ったらしく訂正無しになっていたような気がする。

私はなぜか浅田真央の顔が浮かんじゃうのだ。
Sの後にAは無いのに。思い込みが激しい私。別名お馬鹿さんとも言う。(笑)

フリーwi-fiが使えるMcがあったので、そこに入ろうとしたら、なんと改装中。
これでまたネット接続の夢が絶たれた。
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『ザ・ホテルマン・その2』
朝食を食べようという事でホテルに戻ったが、ここでまた『何てホテルだ系』の話。
一人の白人の大柄なおっちゃんが滞在中にいつもレストランを仕切っていたが、こいつがエライ態度の悪いヤツで。ポケットに手を突っ込んでの接客だし、食べ終わったお客さんの椅子は足でテーブルに戻すという、まぁホテルマンとしたら考えられない態度だった。この人が働いている理由が判らないほど。

最終日なんか、この白人のおっちゃん、片方の目のあたりにアザだかクマだか付けていた。
それをJ子さんに言ったけど、どうも反応が薄かった。「そうだねー」と大いに賛同してくれて、その話で盛り上がろうと期待していたのだが、もう完全に私の妄想話にはお手上げだったのかもしれない。

しかしそれでも言わせてもらえば、私の想像&妄想によるとアレはきっとあんな横柄な態度とってるから誰かに殴られちゃったんだ。と勝手に決め付けた。まぁ外人さんだから単に彫が深いので黒染んでいたのかもしれないが、どっちにしても悪党面系のお顔だった。

朝食付きのツアーだったはずだが、空港に着いた時に渡された紙に書いてあるのは、ホテルによっては、簡単なシリアルとかの朝食スタイルと、ちゃんとしたビッフェスタイルの朝食とかあるような事が書いてあり、そちらは有料ですとあり、紛らわしい。

でも実際はその区別がわからない。ホテルの部屋には朝食券みたいのも無い。確認するにもその怖いおっちゃんしか居ず会話能力も無い。たかが朝ご飯に軽いストレスを背負い込む。

で、その悪党面のおっちゃんがルームナンバーを聞くので、一回間違えて答えたりした。そのおっちゃんの行為は、食べた人に金額を追加してるんだか、単なるチェックなんだか、どうも分からず。まっ、でも、とにかく食べた。「まぁ後で請求が来たら払いましょ。」とかなんとか言いながら。

ところが、その朝食がたいしておいしくない。後から「あの朝食にはお金は払いたくないよね」って話が出たくらいお粗末な感じ。でも今考えたら、有料なら伝票にサインとかしたよなー。まっ、旅は非日常だから色々あっても仕方無い。

それもこれも、皆、最初にランクアップのお金を出さなかったばかりの敗因かと自分を責める。とにかく、やはり朝食の美味しくないホテルは駄目だね、日本でも、海外でも、と悟る私。しかも悪党顔付きだし。(笑)



『いよいよ遠出へ』
そんなこんながあって、いよいよMiyukiさんが渋滞の中、迎えに来てくれた車に乗る。
J子さんが見つけたこの時期咲いてるスノードロップの花を見るべくコッズウォルズへ。

どういう場所なのか私はまったく知らない。
でも話を聞いてると、とても素敵そうな場所だった。
大体にしてこの時期、花を見れる事自体考えられなかったから。

国際免許を持ってるMiyukiさんだが、あの日本とは違うロータリーのような右折の仕方に私はすこぶる感心した。上手く説明が出来ないが、日本で言う交差点の信号機が無くロータリーみたいになってるのだ。交差点がまったく無いのかどうかは分からないけど、そういう場所でクルリと回って方向を変える道路が多かった。

難しくないかと聞いたら「大きな縄跳びの中に入るように行けばイイのよ」との答え。
ほー、簡単明瞭な素晴らしい答えだった。
でも私にはとうてい運転出来ない。

助手席には優秀なナビゲーターのJ子さんが。私は後ろの席から応援。(って、ただ乗ってるだけ。ごめんね。)前の席で二人がいろいろと話ながら、地図とナビでシャカシャカと目的地を入れてくれているみたいだった。凄いな。お世話になります。

あたり前だが、日本とは全然違う景色を横目にドライブ。

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『申し込みの男』

次の日の午前中に、私とJ子さんはツアーの中のオプションを申し込もうという話で、「早いほうがイイからココから電話しなよ」と言ってくれるMiyukiさんの携帯を借りて予約の電話をかけた。

通話相手に「ツアーの申し込みは原則お店に来てやってもらう」だとか言われて「それが出来ないなら、カード決済で、もしもあなた達がツアーの場所まで来なくても引き落とすので良いか」とか。声は若いが、やたらと偉そうな男性社員だった。

まぁ言ってる内容は間違っていないけど、こうもきつい言い方をされると言われたほうも凹む。でもコレが一番いいのかなーと思ったツアーだったので、また前列のJ子さんにちらっと声をかけて了解をとった。

カード番号の件で、ちょっと気になったけど。まぁ大丈夫だろう。それにしてもカードの数字も眼鏡をかけないと見えない。そういう時に限ってぶら下げて無いし、走ってる車の中で荷物の中からゴソゴソとそれらを探した。

電話の最後の「ありがとうございました」の言い方も気に入らなかった。
全然ありがたいとは思って無いのにただ言ってるだけ。
なんだかなぁーって感じ。

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『海外での術と窓からの景色』

そうしているうちに車は進んで高速へ入ったのかな。多分、そういう感じだった。
あちらの高速は無料だそうだ。その代わり税金が高いとか。

どんどん変わる風景を見て車中から写真を撮った。
田舎の風景や羊達の放し飼いになってる牧草地を横目に、車は走る。

あんまり速くてiphoneからの画像はほとんどブレていた。
道路脇に一定間隔で植えられてる苗木の根元にはブルーかグリーンにグレーを混ぜたほうな保護カバーが巻きついていた。

硬い石の層になってる道路脇の様子も見られ、変わる風景を見てイギリスに来ているのを実感した。
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途中、スタバで飲み物を買って、イギリスではお馴染みらしいスーパーで果物も購入。
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それを食べながらドライブ。駐車場で車を置いて中に入る時に、Miyukiさんが、手荷物をすべてトランクの中に入れるように言ってくれた。盗難防止のためだそうだ。窓から荷物は絶対に見せないみたいだった。すっかり平和ボケしてる私はそうした心配りが、さすがに海外で住んでる人だなと感心した。ちゃんと身を守る術を身につけている感じがした。
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『宿り木』
そこからまたドライブは続く。
目的地に着くまでは、ロンドン市内から2~3時間はあっただろうか。
途中、普段は物静かなJ子さんが、大きな歓声をあげた。

何かと思ったら、道路沿いの木にいくつもの「宿り木」発見。
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私は、はじめて見たがこうも沢山の宿り木がある光景は珍しいらしい。
宿り木は、よくアンティークのブローチなど小物や装飾などにもなってるので、好きで集めている人が多い素材。その生が見れたのには私も感激した。

一見すると鳥の巣みたいにも見えるが、良く見ると植物だ。
宿り木が大好きなJ子さんは本当にそれを持ち帰りたかったみたいだった。


長いのでこの日の続きはまた次回へ。
いよいよスノードロップの咲く場所へ。


~つづく~
by mismis10 | 2013-03-17 21:56 | 2013・イギリス
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