コピ・ルアック


小林聡美が出て来る「かもめ食堂」とジャック・ニコルソンの出て来る「最高の人生の見つけ方」一見何の繋がりも無いようだけど、実は『コピ・ルアック』というコーヒー豆と言葉がキーワードになっている。


「かもめ食堂」(2006年)に出て来る元コーヒーショップの経営者が、コーヒーを淹れる時におまじないの言葉をいうシーンがあって、その時に、挽いたコーヒー豆をドリップするペーパーに入れた後で、真ん中に指でくぼみを作り「コピ・ルアック」と言うのが口癖になっていた。


私もそれを真似て、おまじない的に淹れる時に、そう言ってやっていた。
ただ、それが何の意味なのか分からなかった。

さらに「最高の人生の見つけ方」(2008年)では、巨額の富を持つ孤独な老人の経営者が愛飲するコーヒーが「コピ・ルアック」。

それはインドネシアの珈琲の実を食べたジャコウネコの排出物から取った実を洗って焙煎した豆から出来るコーヒーで、物凄い珍品で高級品。

一時は不浄と言われたけれど、ジャコウネコの腸内の消化酵素の働きや腸内での発酵によってコーヒー豆にその独特の香味が加わる事や焙煎して熱を加える事から影響が無いという事になったらしい。

今評判の酵素付きコーヒー豆って事ね。たぶん。

昔、オランダがインドネシアを統治していた時代、農民たちが作ったコーヒーはすべてオランダ人が取り上げてしまったため自分達はコーヒーを飲むことが出来なかった。

ジャコウネコの排泄物に混じっている豆を拾い集めてきれいに洗い、乾かして脱穀して、生豆にしたものを焙煎して飲んだのがはじまり。それが普通のコーヒーとは違う香りを持っていることに驚き、希少なコーヒーを珍重するようになったという悲しい話がある。


しかもジャコウネコは、かなりのグルメで完熟したコーヒーの実しか食べないらしい。
おのずと貴重で美味しい豆が排出される訳だ。

排泄という言葉だと、どうも何だか飲むのが怖いが、酵素付きという観点だと飲んでもいいかと思ったりして悩む所だ。

実際にネットで買えるから一度くらいは、飲んでもいいかなとも思う。
でも、どうしても、ネコのウ●チからとった豆というのがどうもなぁ。


コーヒーの実を食べるジャコウネコさん。
~CNN.co.jp~からお借りしました。
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by mismis10 | 2012-11-24 21:43 | 日常あれこれ
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