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お伊勢参り・⑧・伊勢志摩の大型ホテル

二日目のホテルは、やはり伊勢志摩のホテル。
部屋からは湾が見えるはずだったが、着いた時は外は真っ暗で何も見えず。
お腹が空いたのでチェックインしてから、即、夕食にしてもらう事にした。

荷物を置いて、食事のためにレストランへ降りようとしたら、あら大変。

エレベーターの前に人だかりが。
3基あるエレベーターのどれもが満員で乗れずに混乱していた。
大型ホテルなので、団体さんやら何やらで大混雑していたのだった。

確か7階だったが、しばらく待っても乗れそうにも無い。

仕方無いので、非常階段みたいに建物の端っこにあった階段を3階まで下りる事にした。
夫婦らしい私達より少し年配の人達も付いて来た。
「まったくぅ~」とか言いながら、他にも数名、階段組がぞろぞろと出て来た。
それぞれ文句を言いながら、下の階へと階段を下がる。
足腰が丈夫でないと、ご飯も食べれ無い。

案内されたテーブルに付くと、即、ビールを頼む。
ビールを持って来たホテルのボーイさんにMちゃんが、
「もう来ないから良いんですが、エレベーター、全然乗れませんよ」といきなり切り出す。
(いや「もう来ない」は言わなくても。汗。)

ボーイさんは、それに対して、
「はい。よくお泊りになったお客さまからも、たびたびご指摘いただいてます」
「今日は、まだ良いほうでして、先週はもっと混雑しておりました」

そう爽やかに言うでは無いか。
それはもはや居直り風としか思えない。

そういう事を言うなんて、有り得ないなと一瞬思った。
しかしさぁ、ご指摘いただいているのなら、改善しようとか思わないのかな。
このボーイさん、経営者じゃないから仕方無いのか。

今、断片的に見ているNHKの朝ドラで、主演している若い女優の演技を見て、実際にあんな風なホテルのベルガールは存在するのだろうかと思っていたが、あながち、こういう会話をするボーイさんが存在するなら居るのかもしれないと思った。
だが、こんな風に笑顔で居直るという手に出られるとは思いもしなかった。

更にMちゃん、追い討ちをかけるように質問を続ける。
「あれでは大浴場は混雑してますよね」「何時くらいだと空いて来ますかね」
ボーイさん、
「はぁ、たぶん、夜は11時過ぎくらいかと思われます」と堂々と答える。

夜11時過ぎないと温泉も駄目なのか。
結局、お料理もイマイチ。待遇も散々。

疲れていたのでビールを飲んで、さくさくと出された料理を食べて部屋へ戻る事にした。
途中、ホテルの大きなお土産屋さんで買い物して部屋へ。

部屋の中の浴室で交代にお風呂へ入り、さっさと寝る事にした。
本当に足が痛くて疲れた。
古い言い方だと、バタンキュー状態。速攻で眠りに着いた。

翌朝、5時に起きて窓の外を見たら、薄暗かったけど綺麗な海の景色が見えた。
一人で静かに大浴場に行ってお風呂に入る。
お年寄りの人達ばかりが入っていた。

部屋に戻って来てもMちゃんは起きない。さすがだ。

随分しばらくしてからやっと起きたので「お風呂に入って来た」と言うと「全然気が付かなかった」という。寝るのは早いけど、起きるのは遅い。まるでやる気の無い高校生みたいだと思った。まっ、日々の疲れがたまってるのね。たぶん。

明るくなった窓からの景色を堪能。画像に撮る。
お伊勢参り・⑧・伊勢志摩の大型ホテル_c0073802_22373894.jpg
修理している様子の的場湾大橋。
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あおさ海苔の養殖が行われてる伊雑の浦(いぞうのうら)
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更に陽が昇って来てからの画像。橋の向こう側が「スペイン村」

湾の形が入り組んでいるのがよく分った。
しかし、湾の名前は、地図と照らしあわせないとさっぱり分らない。

身支度して二人で朝食へ下りる。

食べてから、いざ、最終日の予定へ。

~つづく~
by mismis10 | 2012-11-04 22:56 | お出かけ(2012)
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