海岸線



いわき市方面に行く用事があって、波立海岸(はったちかいがん)を通った。

子供の頃、泳ぎに連れて行ってもらったり、ドライブしたりした海岸線あたりは、あの津波の傷跡が癒えず工事の途中のままだった。
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海沿いの道路に面した住宅跡は土台しか残っていないままの姿が続いていた。
とてもシャッターを切る勇気が無かったし、失礼に思えた。

東京電力福島第一原子力発電所から、約30キロ以上は離れている場所だ。
ここから北上して原発に近くなると、もっと凄い光景になっているのかもしれないと思った。
そちら側から走って来る車は、当然少なかった。

3.11の震災以来、もう一年と4ヶ月経ったが、まだまだ災害の跡は残ったまま。

用事が済んで、いわき市立美術館での北斎展を見て来た。
北斎の描く波の力強さよりも、むしろ怖さを感じた。

自然の力に、人間はあまりにも弱い。
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by mismis10 | 2012-07-23 00:47 | 東日本大震災
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