約4時間かかって花蓮に到着。
ホテルで夕食をとった後、アミ族民族舞踊ショーを見る場所へと再びバスで移動。 この頃、雨がひどくなって来てバスの乗り降りも大変なくらいの大雨。 「阿美文化村」とか言う施設だったが、体育館とサーカスの小屋を足して2で割ったような施設。 ステージを囲むように椅子が用意されていた。 前の方には、記念撮影出来るような椅子が用意されていて、ツアー客が写真を撮れるようなセットもあった。 添乗員さんが、一番前の椅子を準備してくれたおかげで、後々大変だった。 台湾には、○○族と呼ばれている種族が公認されているだけで14程の部族があるそうだ。 元々は、そういう現地の人達の住む島だったのが、オランダ植民地の統治時代や日本統治時代、中華民国統治時代と数々の統治時代を経ながらも、現代もなお部族が存在している。彼らの多くは、都会に出て働いてもいるそうだが、故郷を離れず生活している人達も沢山いるという。 戦争時代、日本軍はジャングルで生活する彼らの術にとても助けられたという話を聞いた事がある。南の島で森に詳しい彼らは、何が食べれて何処に飲み水があるかという生きるすべを持っていたのだろう。 また、部族同士の対立もあまり聞いた事が無いそうで、○○族という呼び方も特に差別にはならないのだそうだ。日本で言えば、東北地方の出身だというような、単に出身地の分け方くらいの話なのだそうだ。元々台湾の人って大らかなのかも。 その中のアミ族の踊りを見せてもらった。 けっこう若い人から、だいぶご年配まで、踊る人の年齢差があった。 踊りが始まる前に、簡単な説明が中国語と日本語でアナウンスされたが、日本語は、まるでデパートのアナウンスのような妙な言い回しだった。 一体誰に聞いたのだろうか。「○○○でございま~ぁ~す」 彼らの竹を使った踊りは見事で、それに続いて一般客も一緒に前に出されて踊ったりした。 更に、結婚式の踊りの新郎まで一般客から出されて、観客一体化をはかるらしい。 一番前に座っていた私も、美空ひばりを小さくしたような年配の踊り子さんにつかまり、アミ族の皆さんと踊る羽目に。 しかも、踊った後はポラロイドカメラに収めた写真を購入。 石のフレームで出来た写真が、即、渡された。 コロちゃん、その出来上がりを見て爆笑。 いや、自分で見ても笑ってしまった。 そこには「小さい美空ひばりと、ロンドンオリンピックに行けなくなったシズちゃん風のツーショット写真」が出来上がっていた。 さすがに、コレはとてもブログにはアップ出来ない。想像してくだされ。 こういう商法を悪く言う人もいるけど、私はそんなに気にならない。400元のお金を支払った。 後で、彼ら、彼女らの事を添乗員さんに聞いたら、昼間は普通の仕事をして夜はこうした観光客相手の仕事をして生計を立てているそうだ。 みんな真剣に生きてるんだ。
by mismis10
| 2012-06-27 20:11
| 2012・台湾
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