カテゴリ:お出かけ(2012)( 29 )

泊まりがけの宴会

土日は夫の友人達(奥さんも)と会津の温泉へ一泊しながら宴会してきた。

ここの所、お天気がとにかく不安定。
この日もまた、ゲリラ豪雨が降ったりと大変な所を車で向かった。

天栄村から鳳坂峠を通って。
羽鳥湖も雨でよく見えない。
更に下郷町へと向かって大内宿へと。

「旅の思い出フォト」~リボン~
矢吹町の酒屋さん(「大木大吉商店」でお酒を買おうとしたら、車から出れない位の豪雨。
10分以上待機してそれでも止まないので夫のみがズボンまくって意を決して出動。

待ってる間に工事中の青いビニールがリボンみたいに見えた事が私的にいいなと思ったので画像を撮る。すごーい雨で、一瞬だけ窓を開けてパチリ。
c0073802_2259430.jpg
c0073802_22593038.jpg
c0073802_22595096.jpg


大内宿は、戦国~江戸時代に会津若松と日光今市とを結ぶ下野街道(しもつけかいどう)沿いに 宿場町として栄えた。
どうしてこうも整然と並んでいるのかと思ったら敷地と建物の大きさが一定に決められて、道の両側に家が並んでいるのだそうだ。
私はずいぶん昔、途中まで行ったけど渋滞で引き返して来たのでリベンジ。今回は夏休みに入ったけどお天気悪いから渋滞は無かったが、それでもけっこうな観光客がいた。

大内宿【福島ケンミン応援・com】


「旅の思い出フォト」~ネギ蕎麦~

大内宿で行こうとしていた三澤屋さんは満席で1時間待ちとの事で、店内のスタッフの中年女性に「別のお店のお薦めありますか?言えないと思うけど。」と言ったら「はい、私からは言えません」と即答。お互い顔を見て笑った。
c0073802_2313611.jpg
ゲリラ豪雨が小降りになるまで萱葺き屋根の下で雨宿り。道が凄い事になっていた。
c0073802_232271.jpg

適当に入った「こめや」さんは、店内、とても空いてて即着席。(笑)ここ大内宿名物の「ネギ蕎麦」はネギを薬味にかじりながら箸としても使い蕎麦を食べる。やってみたけど非常に食べずらい。途中断念して割り箸投入しちゃいました。ネギは甘かった。青いほうまで食べると辛い。そんなトコまで食べるのかどうかは分らないけど。食べた。
隣の座席で関西弁で話をしてる若い子達は、出されたネギだけでも大ウケしていた。

c0073802_2323155.jpg
c0073802_234019.jpg
c0073802_2325224.jpg
c0073802_233570.jpg


「旅の思い出フォト」~やまぶどうパン~

お食事するほうの店の三澤屋さんは満席だったので、お土産を売ってる方の店に行って、「やまぶどうパン」を購入。
お店のおばちゃんが、カウンターの向こうで色々説明してるのに、まったく聞いて無いお隣の観光客の3人組。お店のおばちゃん「あぁ~、全然聞いて無いのなしぃ~」と会津弁でフェードアウトしていった。お気の毒。パンは、家に帰って食べたら美味しかった。
c0073802_2363395.jpg
c0073802_2365070.jpg



「旅の思い出フォト」~大内宿を眼下に~

大内宿の街並みは高台から見ないと全景が見れない。かなりの階段を上って上から撮影。
c0073802_23103964.jpg
c0073802_23105559.jpg
この萱葺き屋根の建物はすべてお店兼住居。縁側でネコと一緒に店番しているおばあちゃんも居た。
c0073802_23112117.jpg


「旅の思い出フォト」~ブルーベリーソフト~

豪雨なのにソフトを買ってしまうアホ。しかも買ったのはブルーベリーソフトと表示されていたけど、どうみてもシャーベット。「寒い寒い」と凍えながら食す。こうして画像にして見ると、色が色だけに餡子のソフトみたいだわ。
c0073802_2313030.jpg



そんなこんなで、今日のお宿へ到着。

【芦の牧グランドホテル】
ひと風呂浴びて、さっそく宴会。
c0073802_23152181.jpg
c0073802_23153610.jpg

アワビさん、陶版で焼かれてしまいました。合掌。
c0073802_2315566.jpg



宴会は場所を移して、深夜まで続いた。



「旅の思い出フォト」~道案内~

泊まった翌日、帰路にての出来事。
夫が「風穴」を見せてくれると言う。直ぐだと言うが、行けども行けども片道20分以上森林を歩いたが、全然岩場から出て来る冷風の穴「風穴」には出会えず。「熊に注意」の案内もあったので引き帰す。「確か前に来た時にこの辺だった」と言うがその曖昧な記憶だけでドンドン森の中に行くのは勘弁して。
c0073802_23162531.jpg
c0073802_23163871.jpg
c0073802_23165488.jpg


その後、膝が悪く入院中の義母の病院、夫の実家に寄って、買い物して帰宅。

やれやれ。お天気がイマイチだったけど、上げ膳据え膳は楽でいいな。
でも体重測ったら1・2キロ増量。がーん。

楽しかったから良しとしよう。って、ホントは良く無いけど。

~おわり~
[PR]
by mismis10 | 2013-07-28 23:35 | お出かけ(2012)

松島

二週続けて松島へ行った。一度は下見。

夫の学生時代からの親友の集まりが松島で行われた。
今回はうちが幹事役。

夫は今回は何故か一生懸命だった。
当日までに「旅のしおり」まで作る念の入れよう。

集まった友達からは、「こういう事する人だったっけ??」との賛辞の言葉が。(笑)


c0073802_21581244.jpg
下見の時、ホテルのフロントで「泊まる部屋を見せて欲しい」という夫に脇にいる私の方がビックリした。「皆、楽しみにしてるのだから、ちゃんと海が見える部屋じゃないと」と。

確かに海が見えるほうの部屋はそうで無いほうよりも高い。
ホテル側も十分承知していて係りの女性が案内してくれた。自信があるのだろう。
c0073802_20584976.jpg


こうして眺望も確認して、次の日に回る円通院や瑞巌寺や福浦島や松島界隈を歩いて下見完了。
以下は下見と当日と混ざった画像。こんな風景をみて来た。


~円通院~
正宗の孫にあたる光宗の御霊がある三慧殿は、支倉常長が持ち帰ったヨーロッパ文化の装飾で出来ていた。長い事秘宝で人目にさらされて無かった分、保存状態が良かった。日本でも珍しいバラのお寺だそうだ。庭園も秋は紅葉が綺麗だろうな。
c0073802_20593445.jpg
c0073802_2059554.jpg
c0073802_2103062.jpg
c0073802_2105994.jpg
c0073802_2111599.jpg
c0073802_2114473.jpg
c0073802_212062.jpg
c0073802_214623.jpg
c0073802_2142477.jpg



~瑞巌寺~
瑞巌寺は修復作業中だった。しかしそのおかげで、300年に一度の公開だという正宗さんの1m50もあるご位牌を拝見。この次見れるのは300年後だそうだ。写真OKだというので撮って来た。でも位牌って撮るべきものなのかどうかは微妙だが。
c0073802_2165242.jpg
c0073802_2171232.jpg
c0073802_2174877.jpg
c0073802_2181677.jpg
c0073802_2183585.jpg
正宗の正室の愛姫は私の故郷の三春藩からここへ嫁いだ。
そういう訳で御霊屋も拝んで来た。
c0073802_2185619.jpg
c0073802_2191685.jpg
c0073802_2193580.jpg
c0073802_2195598.jpg


松島の海岸あたりも散策。
c0073802_21111674.jpg
c0073802_21113391.jpg
お昼はやはり「牛タン」。
私達二人は2週続けて「利休」へ。
下見の時は何たらランチと、当日は“極み”入りのランチ。
c0073802_21115738.jpg
c0073802_2128153.jpg
牡蠣焼きも食べた。
c0073802_21123247.jpg

AKB48の復興支援ゲリラライブにも遭遇。全然知らないメンバーだった。
c0073802_21333910.jpg
c0073802_21335637.jpg


福浦島にも歩いて渡る。
c0073802_21371912.jpg


~藤田喬平ガラス美術院へ~
c0073802_21382512.jpg
c0073802_21384029.jpg
c0073802_21385567.jpg



ここ数年、子供達も手が離れて、もう孫も複数いる4組の夫婦で何年に一度のわりあいで温泉旅行に行くようになった。

関東から2組。地元福島が2組。
前回は2011年の3月。会津の温泉だった。みんなで「楽しかったね」と言い合い別れた日から5日後、例の東日本大震災。東京電力福島原子力発電所の事故が起きた。

今回も、その話がたくさん出た。

あの日以降、まったく生活が変わってしまった。

あの当事、断水が続き、とにかく流通が止まったために新鮮な野菜はおろか、食料品を手に入れるのが大変だった。ガソリンや灯油がまったく手に入らず苦労した。今の状況からは考えれてないくらいな生活を強いられた。

世の中から遮断されたかのような生活をして何週間も過ごした。
東電の福島原子力発電所の事故が分かってからは、常に頭にあるのは放射能の事。
一日、一日が長いような短いような、これから先一体どうなるのだろうという不安と共に時間が経っていった。
思い出しても本当に大変な時間が流れていた。

そんな話題も次々出て来た。

高速道路が開通した途端、茅ヶ崎から援助物質を車で運んでくれた友人夫婦。
「あの時は本当に涙が出るほど嬉しかった」と福島県内組が語った。


今だに住んでる土地に帰れないままの人も大勢いる中、まだ自分達は良いほうだと思っている。しかし、私達が生きてる間もその後も、あの原子力発電所の廃炉作業は続くのかと思うとやりきれない。

宴会が終わっても、今度は個室に集まって延々と宴会が続いた。
4人の学生時代の話がメインだったが、今現在の介護の話も出た。
もう両親共に他界した人。お母さんだけ残ってる人。両親共に元気な人。
息子、娘、孫の事など。
話は続いた。

仙台駅まで送る前に、多賀城のアヤメ園をみて、アウトレット仙台港にも寄って。
c0073802_21442372.jpg
c0073802_21443757.jpg


こうして夕方に仙台から東京へと帰る関東組を駅まで送りお開きとなった。
[PR]
by mismis10 | 2013-06-28 22:07 | お出かけ(2012)

すみれとバラ

6月が結婚34周年ってことで出かけて来た。
というとカッコいいけど実は近く。車で1時間ほどの隣の山形県の米沢市へ。

山道をどんどん進みダムの橋をわたり車は険しい道を走る。
そうやって着いたのが、米沢牛の料理の美味しい旅館だ。
c0073802_0335758.jpg


何でも若女将の実家が米沢の老舗のお肉屋さんだそうで、私は食べた事無い部位の肉ばかりが出された。

しかも、腰を痛めていたので温泉も非常に有り難かった。全館で10部屋ほどしか客室が無いので、なんとなく旅館やホテルという感じよりも、どこかのお宅の別荘に遊びに来てる感じだった。

到着したら、まずは抹茶でひと休み。
外を見れば森林の中。鉄道の鉄橋が見えた。
c0073802_0342737.jpg
c0073802_0345241.jpg


部屋には、時計もTVも無い。
案内してくれたスタッフの女性に、その事を言う夫。

にこやかに笑って「はい、ありません。そういうコンセプトのお宿ですので」
そう言われていた。

会話の無い夫婦はどうするのかと思ったけど、まぁそういう時空の中で過ごす訳ね。
何せ「時の宿 すみれ」ですもん。

窓からは緑がよく見えた。緑しか見えないというべきか。
c0073802_0354990.jpg

c0073802_0364920.jpg
c0073802_037155.jpg

夕方近くだったので、さっそく露天風呂を含めて4つある温泉にあちこち入る。誰も居なかったのでゆっくりと入って来た。温泉は熱めだったが、川や山を眺めてひたすら温泉へ浸かった。
c0073802_038347.jpg
c0073802_038569.jpg


部屋に入ると、ビールがうんまい。
こうして夕飯まで、ビール飲んで、ゆっくりする。贅沢だなぁ。
c0073802_0395220.jpg


で、時間になって夕食へ向かう。
またビール飲んで、どんどん出される米沢牛料理をいただく。
牛肉を使った懐石料理風で、全部、お肉の説明をされたけど、忘れた。ごめんなさい。
座布団って名前の部位だけは印象に残ったし、美味しかった。
c0073802_0404110.jpg
c0073802_041871.jpg
c0073802_041273.jpg
c0073802_0414452.jpg
c0073802_0421176.jpg
c0073802_0425411.jpg
c0073802_0431080.jpg
c0073802_0432941.jpg

c0073802_0441023.jpg


メインのすき焼きまでに、かなり満腹感がある。
でも、ちゃんと最後まで食べたけど。(笑)
c0073802_046561.jpg

テーブルに付いてくれてたスタッフの男性が、俳優の八島智人(やしま のりと)さんに雰囲気と話し方が似ていた。
さりげない接待が感じ良かった。【八島智人さんHP】

日本酒も飲んで、なんとも美味しい料理で時間を過ごし、お腹いっぱいで食事した個室を出てロビーを通ったら、「珈琲いかがでしょうか?」と若い女性スタッフの方に声をかけられた。ソファーでしばし休憩。

淹れてくれた女性も感じが良かったけど、そこに若い女将さんが現れた。さりげなく話をする。10室の部屋のそれぞれのお客さんにこうして接待しているのだろう。
c0073802_047211.jpg


お腹いっぱいで、お酒もはいって夫は爆睡。
どうも寝付けない私は、メールしたりネット回線はOKなので、それを見たりしながら過ごしたが、全然眠れずメールのやりとりしていた友人が「温泉に入ってくれば」と言うので、また温泉へ。
滞在中、とにかく何回入ったのだろう。ふやけそうになるくらい入った。

朝起きたら、けっこうな雨だった。朝風呂にも入る。
c0073802_0494117.jpg


朝はまた食べきれないほどのお料理を食べて、雨の中、のんびり宿を後にした。
c0073802_0501021.jpg
c0073802_0502779.jpg
c0073802_0503863.jpg


こうしてチェックアウトの時間まで、のんびりして雨を眺めていたりした。
玄関先に立った若女将さんとスタッフの方に見送られて、宿を後にした。



~~~~~~~~~~~~~

若女将に聞いた、米沢ラーメンの店に行き、早めのお昼。
c0073802_051053.jpg
c0073802_051197.jpg


~~~~~~~~~~~~~~~


そこから、村山市東沢バラ園までドライブ。
園内では、なぜかヨサコイの演技のステージが。
c0073802_0514799.jpg
c0073802_052670.jpg
c0073802_0522675.jpg
c0073802_0524318.jpg


ぐるりと歩いてから、バラのソフトとサイダーを飲んで休憩。
ぶらぶらと歩いてからまた、帰って来た。

時が経つのも忘れて食べて飲んでの旅で、
帰ったら一晩で1・5キロ体重が増えていた。はははっ。あたり前だよね。


【時の宿 すみれ】
[PR]
by mismis10 | 2013-06-22 00:57 | お出かけ(2012)

美術鑑賞日帰りツアー【後編】

バスに乗り次は上野の「東京都美術館」へ

小雨降る中、東京タワーを横目に移動。
c0073802_2025873.jpg

こんな事言っていいのかどうか分からないけど、東京スカイツリーも見たし上ったけど私は東京タワーの方が好きだな。

いくら東京スカイツリーが高くても、なんというか東京タワーのほうが、温かみがあるような気がする。東京スカイツリーは、色とかLEDの明かりのせいで、そういう印象になってしまったのかもしれないが。じゃぁ、東京スカイツリーは、今の色じゃ無ければ何色が良かったのかなと言われると、まぁ即答出来ないけど。ただ、東京スカイツリーのあのクルクルと回る電飾は好きだ。(※これは前に見た夜の東京スカイツリー。)
c0073802_2065412.jpg


な~んてコトを誰にも感想を求めてられないのに、ぼーっと思いつつバスに揺られる。

バスが着いた場所から、傘をさして「東京都美術館」へ
ここも以前はかなり古くて暗いイメージだったけど、すっかり小綺麗になっていた。
c0073802_2081160.jpg
c0073802_2074822.jpg


「レオナルド・ダ・ヴィンチ展 天才の肖像」をみる。
c0073802_2083964.jpg


イタリア・ミラノのアンブロジアーナ図書館・絵画館の所蔵のコレクションで、日本初公開がたくさんあるらしい。要約すると、とにかくダ・ビンチさんはモノ偉い天才で、絵画だけでなく何でもすべてにおいて考えられない位の人物だったらしい。

油絵は、ダ・ヴィンチさんが唯一男性をモデルにして描いたとされる
肖像画の「音楽家の肖像」

男性モデルは明らかになってないが、“おそらくレオナルドの友人でもあった音楽家アタランテ・ミリオロッティであると推測される”とあったが、そう言われても誰だかは私にはさっぱり判らない。まぁ仲良しの友達を描いたのね。モナリザしかイメージが無かったので、唯一の男性モデルの絵が見れて良かったと思った次第。

c0073802_209247.jpg
また、その後、レオナルド派の画家が描いた「幼子イエスと仔羊」が印象的だった。
何でもこの子羊は受難の象徴なんだとか。可愛そうに、それをしっかり抱いてる幼いキリストさん。その後の人生を物語ってる風にも見える。
c0073802_20253338.jpg


また「貴婦人の肖像」も素晴らしかったが、やはりモナリザには適わない。あたり前だが、同じ派だと皆同じようになるのね。まるでダ・ヴィンチさんが描いたようだった。


更に私は『アトランティコ手稿』という名称の意味が判らなかったのだが、これは解説によると今でいうメモ。

レオナルド・ダ・ヴィンチさんは、今から500年ぐらい前、日本では応仁の乱あたりの時代の人で1452~1519まで生きた人だが、生涯に膨大な数の手稿を残したそうだ。
彼の没後、弟子達が遺言によって手稿が冊子にまとめられたのだそうだが、その冊子のサイズがアトラス(地図帳)と同じ大型の判型だったため「アトランティコ」と呼ばれるようになった。アンブロジアーナ図書館には1118枚の紙の『アトランティコ手稿』が所蔵されているそうだ。

古典・絵画・人物のデッサン。光学・幾何学。建築兵法。機械・装置のデッサン。人体飛行に関する研究。レオナルドの愛読書。それらの手稿。まぁとにかく、500年も昔に、こんな事考えてたんだぁーと驚くばかり。


あまりも膨大な展示で、途中から適当に見て周り終了。(汗)


そうして、今度はMさんとミュージアムショップへ。(やはり、そこかい。と自分へ突っ込む。)

そこを見て外に出て、スタバへ入る。このお店は初めてだった。小雨が降ったり止んだりしている中、けっこうな人で賑わっていた。

ここでしばし休憩。目の前の庭に、鳩が居た。
c0073802_20211971.jpg


外国の人と英語で話しをしている若い女性と、3人組みの中年の男女に挟まれた席で、私ら二人も外を眺めながらゆっくりした。
c0073802_20221053.jpg
c0073802_20222369.jpg

買って来たリキュールのリモンチーノ。イタリアのブーツの形のガラス瓶が可愛い。で、感銘を受けた絵画の2枚の絵葉書。こういう絵葉書って、買っても無駄になるんだけどね。


そこで集合時間近くまで休息した後、バスの待つ場所へ。

時間内に戻って来ない人が1名居て、みんな揃った所で出発。

日帰りバス旅行って、あまりやったコトが無かったが、都内を電車を使わずバスで移動するのも便利だなと思った。

一路、福島へ。

途中のサービスエリアでお弁当が配られたので、運転しないのだから缶ビールをと思った私がお馬鹿でした。アルコールは売って無いのね。知らなかった。じゃ、気分的にという訳で、ノンアルコールで。まぁ気分だけでしたが、気持ち、酔った気がする。(完全に気のせい。)
c0073802_2023680.jpg
c0073802_20231997.jpg



こうしてまた5時間弱かけて福島へ。


~~~~~~~~~~~~~~~~~


夜9時過ぎ頃、朝、集合した福島駅西口前に到着したがココで終わらないのが私達。

バスの中でMさんが「ぜひ連れて行きたい店があるから、行こうよ」と。
結局、そのまま飲み会。そこで、本物のアルコーコールを飲むコトに。
c0073802_20235797.jpg
c0073802_20241321.jpg


同じ日に別の飲み会だった夫が、電話をよこしたので合流。
夫とMさんは、ここ何年か、しばらく会って無いので近況などを話していた模様。
最後は全部、夫に出させて悪い妻。
赤ワインのボトルは、全部飲めなかったので、私がお持ち帰りした。


この日も朝から晩までよく動いたなぁ。
とても腰の悪いオバちゃんとは思えない動きだよね。
ご一緒してくれたMさん、ありがとう。楽しかったです。



~おわり~
[PR]
by mismis10 | 2013-06-18 20:31 | お出かけ(2012)

美術鑑賞日帰りツアー【前編】

6月12日(水)。
腰を痛める前から申し込んであった「日帰りバスで行く美術館めぐり」に参加してきた。今回は「貴婦人と一角獣」と「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」の東京での二つの美術館をめぐって夜に福島へ帰って来るツアーだった。

福島西口に朝6時25分集合。
早朝、夫に送ってもらった。(相変わらず受難な夫。ありがとうね。)
誘ってくれたのはMさん。彼女とはいろんな所に旅したが、ここ数年はお互い介護がメインになってしまい、遠くに行くのが難しい。会ってランチもままならない。で、バスでいろんな話をしながら美術館へ。

福島を出る時はガラガラだったが郡山では満席になった。
c0073802_229284.jpg

途中、高速道路のサービスエリアで飲み物を買ったり、おやつ持参のMさんのをいただいたりしながらバスはひたすら走る。

私は腰のためにコルセットを巻いて来たので、ウエストがふんわりした服を着た。しかも、バスタオルで作った簡易クッションを座席後方にぴたっと付けて完全防備体制。そこまでして行きたいかと言われそうだが「そう。行きたいの。」(笑)

結局、片道5時間で、休みながらも合計約10時間もバスに乗っているのだから大事にしないと。まぁこんな腰を痛めてしまうとは、申し込んだ時は考えて無かったのだから仕方無い。

バス内は年配の方が多かった。それも女性がほとんど。もちろん男性もいたが。
約60人くらいの人がバスに乗っていた。

凄く不思議だったのが、男性で参加していた人が、いきなりカップ酒を取り出した事だった。朝から飲んでいた。まぁ運転しないからアルコールは別に良いけど。

しかしそれはイイのだが、更にもっと不思議でけったいなコトが起きた。
それを飲んで何かを食べた後に、おじさんは、いきなり歯ブラシを出して磨きはじめたのだ。座席に座ったままで。

ゆすいだ口の中のものはどうなってるのか、真横だったので見れないが、どうみてもアレは歯ブラシだった。すんごい不思議。そして、気持ち悪かった。降りる頃にもまたやってた。

途中、パンフレットが渡された。
c0073802_2283456.jpg


お天気は良くないので、小雨が降ったり止んだりした中、バスは六本木の「国立新美術館」へ。添乗員さんの話を聞いて、集合時間と場所を覚えて、館内へ。
c0073802_2293034.jpg
c0073802_2294595.jpg


「団体の入場券を買って来ますので、お待ち下さい」というので、美術館の写真を撮ったりしながら待つ。順番にチケットを渡す列の後方に並んでいた。すると、

「すみません。この団体の方では無いですよね?」
と添乗員の女性が年配の男性に声を掛けた。

なんと、行列にどこから来たのか、一般人の人が並んでチケットを貰って入ろうとしたのだった。

凄いなー。添乗員さん。なんで分かったのだろ。感心しちゃった。

後で聞いたら、以前も同じような事があって、チケットが足りなくなった事があったのだそうだ。それ以降気をつけているみたいだった。

すました顔で、そういうのをもらって入るとは。けしからん。

中に入ると、例によって、私とMさんはバラバラに展示作品を見て歩く。
何処に行ってもだいたいがそう。私も、誰かに歩調を合わせて歩くのも疲れるほうなので、このやり方は気に入ってる。

中には6枚のタピスリー(フランス語ではこう呼ばれる。英語ではタペストリー。)が薄暗い照明の中に怪しく並んでいた。
触覚・味覚・嗅覚・聴覚・視覚・そして、第六感といわれる「我が唯一の望み」と呼ばれる6枚目のタピスリー。

その他の展示物もあったが、平日でそれほど混んで無いので、この6枚の作品を思う存分見て来た。西暦1500年に織られたとされるこのタピスリー。

19世紀にブザック古城で発見された後、仏国立クリューニー中世美術館に130年も展示されていて、国外に出されたのは過去には1974年にアメリカのメトロポリタン美術館についで2回目だという。『フランスの至宝、まさかの来日』といわれる所以だ。

暗い照明だったが、とにかく圧巻だった。

こうした国宝と呼ばれる物に対するいろんな芸術的価値やその作品の意図とするものを、それぞれに織られた色調や種類や、動物や小物のその絵柄によって、謎がとかれているようだ。そうした検証するのは、それを研究している人々にとっては大事だ。しかし、これを一つ一つ織った名も無い人達の事も静かに想ってしまう。

特集記事のある「芸術新潮」と、ゴンチャロフの限定チョコをパッケージ買いして来た。
c0073802_22101581.jpg


更にそこから上野の「東京都美術館」へ向かう。


~つづく~
[PR]
by mismis10 | 2013-06-15 22:27 | お出かけ(2012)

「うさぎや手芸店」のワークショップに参加

【うさぎやの路地裏ノート】で告知されていた「うさぎや手芸店」のWSに参加してきた。


Atelier Monceauさんの「くれもんてぃーぬ」さんのワークショップ: 「パリのボタンツリー」

1980年に廃業したパリの有名なボタン店のデッドストックのボタンだという。
c0073802_21334298.jpg
c0073802_2134253.jpg


それを使ってのツリー。
まずはボタンを決める。
どれひとつ同じ物が無いパリ色のボタン。
小さなスクエアサイズのボタンを4袋チョイス。
どうやら、このボタンかなりの貴重品だったらしくこの4っしか展示されて無かったらしい。
すいません、全部買占め。

これをツリー型に留めていく。
大きなサイズでは無いので、けっこう手間がかかる。
c0073802_2135254.jpg

私が目指すのは「大人かわいいボタンツリー」
シックで可愛い感じをひたすら目指す。

小さなお子さんも参加されていたが、そういう子達の作ったツリーも可愛かった。
私は小学5年生と席を並べて必死に作った。
c0073802_2136692.jpg


この先生のサンプルとは違ってシックを目指すので、雪を想像させる綿はかけない。言う事を聞かない悪い生徒だ。でも「くれもんてぃーぬ」先生は、どうぞどうぞと言ってくれる寛大な方。
c0073802_21363263.jpg


更に用意して下さったテープやレースは使わずに、店内に売りに出ていたスパンコール付きのテープを買う。それをグルグルと巻いたら、あらいいじゃない。大人の感じ。
先生の用意してくださった金の糸を綿の感じに使う。それがコレ。
c0073802_21372291.jpg


こうして完成したツリーを大事に抱えて家へ帰る。

そして、今度は下の部分に合いそうな植木鉢を探す。
実はすでにこの黒い鉢カバーを頭に思い浮かべて帰って来た。
入れたらやっぱり素敵。と自画自賛。
c0073802_21392022.jpg


ツリーはもう子供が家に居ないから飾るのは止めていたが、このくらいのツリーならいいんじゃないかな。と、またしつこく自画自賛。小指の爪くらいのボタンで近くに寄らないとボタンって分らないくらい。しかも画像だと伝わらないが色がとても素敵なのだ。さすがパリ色。
c0073802_21394863.jpg


~~~~~~~~~~~~

で、店内の様子はというと、こんな感じ。

「リバティのフラッグガーランド」もめちゃ素敵だった。いろんな気になる品がたくさん。
c0073802_2142294.jpg
c0073802_21424074.jpg
c0073802_21424918.jpg
c0073802_21433782.jpg
c0073802_21433929.jpg

とにかく2階の部屋が、すっかりヒミツの屋根裏部屋感満載だった。

可愛いお針子さんが待ってます。
明日まで開催。
ぜひお出かけください。
c0073802_21461259.jpg



12月16日(日)11:30~17:00
[PR]
by mismis10 | 2012-12-15 21:57 | お出かけ(2012)

東京スカイツリー

先日、大事な用事があって上京。
後は帰るだけだったが、すんなり帰るのも芸が無い。
多分混雑してるだろうから「東京ソラマチ」だけブラブラして帰ろうとスカイツリーまで行った。
すると何故か待ち時間50分との表示。
これは登るしか無いでしょう~と、急きょ予定変更で並ぶ事にした。

ディズニーの乗り物に乗る時みたいにテープで仕切られた列に並ぶ事、数十分。
c0073802_1335080.jpg

何せ一人だから話をする人も居なくひたすら人間ウッチング。
後ろにいた年配の主婦同士の愚痴を黙って聞いてる羽目に合う。
旦那さんをはじめ、お互いに共通の友人の噂話など話題は続く続く。
前にいる人間には筒抜けなんだなぁ、これが。
思わず後ろむいて話に混じりそうになる。

そうしてやっとチケット売り場近くまで来た。
c0073802_134744.jpg

目線上のほうにあるデジタル絵巻を見ながらここでも待つ。
直ぐ目の前に見える近いようで遠い当日のチケット売り場まで、ひたすら並んで待つ。
c0073802_1372113.jpg


やっと順番が来て天望デッキまでのチケット2000円を購入。
その更に上の天望回廊へのチケットはココでは買えないシステム。
そこからまた移動した後、高速エレベーターに乗るまでひたすら並ぶ。

分速600mのエレベーターでたった50秒で天望デッキへと運ばれる。全然振動も無くあまりも早くて実際にエレベーターに乗ってるのかどうか分らないまま1分も経たないうちに到着。

一回りしながら風景を眺める。
東京に住んでいるならまだしも遠く福島は見えないから目印になるような建物を見て歩く。
東京ドーム。国技館。墨田川。東京タワーも微かに見えた。黄色い鳩バスもミニチュアみたい。
c0073802_1375252.jpg
c0073802_1381357.jpg
c0073802_138403.jpg
c0073802_1385625.jpg
c0073802_1392255.jpg
c0073802_13105592.jpg


そこから更に上の天望回廊へのチケットを購入すべくチケット売り場へ。
そこで、天望回廊へのチケット1000円を買う。とにかく並ぶ事ばかり。
しばらく並んでからチケットを買い、今度は更に上に行くエレベーターの列に並ぶ。
c0073802_13115212.jpg


エレベーターの中の半分が透明になって構造のそれに乗って上へ行く。この間、また並ぶ。
c0073802_13142337.jpg

天望回廊と呼ばれる廊下を歩く。
緩やかな坂の状態になっている。一回りして見る。
c0073802_13164085.jpg


お手洗いも、やはりひたすら並ぶ。
c0073802_13151670.jpg

「みんなのトイレ」とネーミングされた多目的トイレと個室が1個づつしか無いので長蛇の列。どういうトイレだか散々並んで入って見て来たが到って普通だった。
ガラス張りとかだったら面白いのに。
おばちゃんは出て来るまで時間がかかる。


常に地上とパソコンやカメラや無線器具みたいので監視している係り員のお兄さんを発見。頭は何故かクリスマス仕様。この帽士は彼の希望では無いのかもしれない。こういう高い所に1日中いる仕事も大変だわ。
c0073802_1317410.jpg


ソラカラポイントと呼ばれる、一般人が一番高い場所に立てる場所まで来た。
眺望は、下で見た風景とあまり変わらず、なんだかな~という感想。
あたり前だが、ただ高い眺めという具合。
c0073802_1319956.jpg
c0073802_13193039.jpg


ガラス張りの床が無いので少しガッカリした。
確かそういう映像をTVで見たのだがと思った。
案内の人に聞けば、それがあるのは340フロアーらしい。

一回りして、また下りるエレベーターに乗る。ここでもまた並ぶ訳だ。

フロア345でおろされる。そこから歩いて下のフロア340まで行く。
ここで私が一番期待していたガラス床の上にあがる。
厚いガラスだというが、かなりの厚さだ。
写真撮影の場所もあった。一人で撮ってもらうのも何だから止めた。

下を車が走ってる風景。こういうのは確かに無いよなと思う。
c0073802_13205638.jpg
c0073802_13211338.jpg


そうやって最後は、また並んで下の5階へ出るエレベーターへ乗る。
下に下りるのも来た時のようにたったの50秒。
真下から見上げるとこういう感じ。
c0073802_1323367.jpg


感想としては、ちっちゃいミニカーみたいに見える車と見晴らしの良い眺めが見れたという感じ。そして、なんと言っても、ひたすら並んだ~という感想。

まぁ今、旬な高い所にのぼって良かったのですが。
出来れば一人では行かないほうが楽しいよね。(行ったけど。笑。)

そういえば『馬鹿とヤギは高い所が好き』って先日友人に話したら、
「そういうコトワザは聞いた事無い」って言われた。

まぁコトワザじゃ無いけど、そういう事は言わないのか。

わたしゃ、この歳までそう信じていた。
自分はヤギじゃ無いから、たぶん馬鹿なんだと。
[PR]
by mismis10 | 2012-12-14 13:39 | お出かけ(2012)

お伊勢参り・⑫・名古屋~帰路。(最終回)

名古屋へ向かう。
本当は、松坂市で松坂牛を食す予定だったが帰りの新幹線の時間に間に合わず断念。
朝、予約しようとした段階で満席だった。

今回は、とにかく食べ物にはご縁が無かった。
Mちゃんと「今度は民宿に泊まって海の幸三昧もいいよね。」と話したりした。

名古屋に着いて遅いお昼。
太閤口の地下食堂街に行ったところ「新名古屋名物」の文字が。「海老どて」と書いてある。
串揚げの海老フライを味噌の土手鍋みたいなのに付けて食べる。
フライが熱い上に、付けタレの味噌も熱い。
ハフハフ言いながら食べる。
名古屋の海老フライと名古屋味噌のコラボって感じだった。
c0073802_2126954.jpg
c0073802_21262059.jpg


それを食べても、まだ時間がある。
名古屋城を見に行こうかと相談したが、お店の方に聞いたら日曜で混んでるから時間的に無理だという。
結局、駅前の高層のツインタワーに行く事にした。

JRの駅の中を歩きながら、Mちゃんは職場のお土産を買っていた。
待っている間に妙なお人形さんを発見。
c0073802_21265495.jpg

東北では見られない、東京~大阪の間限定のkioskのキヨ子さん。
妹のキヨ美ちゃんもいるとかを、後日ネットで知ったが、見かけたのはキヨ子さんだけ。
【東海キヨ子・キヨ美姉妹】


目的の高層ビルに上がって、あちこち見る。
c0073802_2128882.jpg
c0073802_21272540.jpg
c0073802_21274019.jpg

ホテルの中のカフェは満員で、かなり時間がかかるという。
ぶらぶらしてたら、階下に来て「資生堂パーラー」があった。
待ち時間も少ないようなので並んで待つ。
名古屋の女性達が、いっぱい居た。

期間限定のマロンパフェをいただく。
c0073802_21285982.jpg


しばし、まったりとした時間を過ごし新幹線の時間に合わせて駅に戻る事にした。

会計の所で昔懐かしい資生堂パーラーの「花椿ビスケット白缶」を発見。
思わずお土産に購入。
c0073802_21295192.jpg
c0073802_21303178.jpg

このホワイト缶。亡くなった父親がよく買って来ていたのを思い出した。
可愛い店員さんが「創業140年記念の缶もございます」と薦めてくれたが、私は白が欲しかったので丁寧に断った。


名古屋駅の新幹線ホームから、さっき登ったビルが見えた。
c0073802_21311268.jpg

例の天の岩戸の湧き水もお持ち帰り。
c0073802_21322828.jpg


こうして、東海道、東北両新幹線を乗り継いで、
Mちゃんとは郡山で別れ、私は福島まで帰って来た。


あくる朝、どうも玄関で履いた靴の裏がカチカチと音がするので裏返したら、あら、微妙な所にお参りした参道の砂利が。
昨日の事なのに、じゃりじゃりと歩いた記憶が懐かしい。
ご利益があるのか無いのかは分らないが。
c0073802_21332292.jpg
c0073802_2134951.jpg

というよりも、よくココまで来たよね、挟まったままで、この砂利。
素晴らしい根性だと感心する。
やはり保存すべきかな、甲子園の土みたいに。


これで、お伊勢参りの話はおしまいです。


いつもながら長々と旅の記録をココまで読んでくださりありがとう。
長々と書くほうも何ですが、読んでくれる皆様の努力のほうが凄いと思います。
人が何処かに行った話なんて、行って無い人にはどうでも良いのですから。
本当に感謝します。

また、いつかどこかに行ったら報告したいです。


~おわり~
[PR]
by mismis10 | 2012-11-07 21:38 | お出かけ(2012)

お伊勢参り・⑪・陰陽師さん

祈祷師とおぼしき女性は、60代後半ぐらいに見えたが年齢不詳。
上下真っ白の服を着ていた。良く見たら、レースのブラウスとロングスカートの組み合わせだった。とてもボリューム感のある年配女性だった。

その女性が、若い背広を着た男性3人と、女性2人を並べた後ろで、次々とその人達の背中に、何やら唱え事をしていた後に、一人づつ、背中をバンバンと叩き出した。

なんだなんだと、皆、小さなお社の前に並んでその様子を見ていた。
c0073802_22355638.jpg


何かお祈りが終わった所で「7回、ありがとうございますを唱えなさい。」とその若者達に言った。皆さん、それを唱えていた。

思わず私のそばに居たお付きの秘書みたいな屈強な男性に小さな声で「あの方はどういう方ですか?」と聞いたら、その男性は、ちょっと間があった後で「陰陽師みたいな方です」と答えた。

私は実物の陰陽師さんを見たのは初めてだった。

並んで祈祷してもらった皆さんは、終わったあとで荷物をまとめていた。
お社の前が空いたので、さっき並んで様子を見ていた人達が、次々と参拝して行く。

陰陽師さんも秘書みたいなさっきの男性の方達も帰ろうとしていたが、何故かそこで陰陽師さんだけが私達の方を振り返る。

バッと後ろを振り向き、真後ろにいたMちゃんと私に向かって、
「あなた達、何処から来たの?」「これもご縁よ」「拝んであげるから並んで」と声が掛かる。

そういう体験は初めての私はびびっていたが、Mちゃんは堂々として、違和感無く言われた通りにする。(ええ~、やってもらうの?)と一瞬思ったが、どういう訳か、素直に二人並んでお社の前に立つ。断われる雰囲気では無かった。

訳が分らないまま私もバンバンと背中を叩かれ祈祷してもらい、さっきの人達みたいに7回「ありがとうございます」を言っていた。

陰陽師さんは、終わった後で
「はい、これであなた達は8年、長生き出来るわよ」と言い放った。
(後で考えたら、一体、何歳から8年伸びるのだろうかと思ったが。それは言わなかった。)

「これから私は東京にいかないと」「ご縁があって良かったわね」と言いながら、大勢の取り巻きみたいな人達に囲まれて坂道を下りて行った。
c0073802_22362593.jpg


不思議な経験だった。
が、もっと不思議だったのは、Mちゃん。

こうした祈祷師だか陰陽師だか、そういう人に、どこか旅に出るたびに何故か偶然会うのだそうだ。もう数回こうした人に偶然に出くわしたと告白。(ありえないだろう。私はこの歳で初めての経験。)彼女がこういう人に会っても妙に平然としていた理由が分った。

そこから、湧き水をペットボトルに入れて、さっき来た道をまた歩いて帰って来た。タクシーの運転手さんから福島県の若松市と伊勢市との関係などを聞きながら駅まで戻って来た。


ちなみに「天の岩戸」は厄除けの神様らしい。
私らの厄は、これで完全に払ったのかも。
いや、少なくとも8年分は。


(はぁ~、長い。本日終わる予定でしたが、駄目でした。汗。)

~つづく~

多分、明日が最終回。(だといいな。)
[PR]
by mismis10 | 2012-11-06 22:47 | お出かけ(2012)

お伊勢参り・⑨・伊雑宮から天の岩戸へ

帰る日。名古屋に向かう前に、Mちゃんがどうしても行きたいという「天の岩戸」へ行くのが最大の目標。離れた場所なので、昨日のうちにタクシーの手配を済ませておいた。

ところが約束の志摩磯部駅前に来てもタクシーが来ない。

違うタクシーなら居るのだが約束したおじさんでは無い。
名刺に連絡したら「今、向かってます」という。

でも車は来ない。

そんな風に、まるで蕎麦屋の出前みたいな事を言われてしばらく待たされた。
やっと来たタクシーに乗り込んで出発。

途中「伊雑宮」(いざわのみや)の田植式が行われる場所へおじさんが寄ってくれた。

伊雑宮の御田植式は香取神宮(千葉県)、住吉大社(大阪府)の御田植とともに『日本三大御田植祭』とされている。国の重要無形民俗文化財に指定されていると言う。

タクシーのおじさんは「あの3枚の田んぼが、お田植えをする田です」と向こう側を指差してくれた。
屋根の建物の向こうが田んぼ。
c0073802_2146746.jpg

Mちゃんは、タクシーの中から遥か遠い田んぼを見て感激していた。
田んぼを見て感激するなんて、なかなか出来ない事だ。

私は福島の会津美里町の伊佐須美神社で『御田植祭』ぐらいしか頭に浮かばなかったが、考えてみると田植えって神事なのかもしれない。

福島での東京電力の原発事故以来、日本人の大事な食料である米の安全性については、いつも気になる私。こうして古式ゆかしい米への尊敬の念が感じられる場所へと案内されると、農耕民族である日本人の米への愛着と尊敬の念を感じてしまう。

米って本当に大事だよなぁ。その大切な米を汚した今回の原発事故を思うと心底嫌になってしまう。この辺の人はそういう心配無く米を食べてるのだろうなとか、そんな事をボーッと考えた。

そこからタクシーで「伊雑宮」へ。
c0073802_21533069.jpg
c0073802_215546100.jpg

参拝しながらタクシーのおじさんがここは農業・漁業の守り神だと教えてくれた。
境内には、大楠の縁起の良い巾着型の木がある。
また屋根の形の説明などもしてくれた。
一緒に歩いて説明してくれるとは思わなかったので驚く。
ガイドさんのように話をしてくれた。イントネーションが東北とはまったく違う。
c0073802_21585070.jpg
c0073802_2159434.jpg


そこを出ると、道路前の旅館が古い建物で、そこが角川春樹さんと縁がある話などをしてくれた。もちろんこの伊雑宮にも社員をひきつれて来ていたそうだ。
そういえば、あの角川さん、今はどうしているのだろうか。
その昔「自分は日本武尊(ヤマトタケルのミコト)の生まれ代わりだ」と豪語していたような気がするけど。時代の寵児ともてはやされた事が嘘みたいだ。

そこから移動。
どんどん狭い道路を走る。

その名も「神路ダム」というダムのそばをしばらく進むと、タクシーは更に狭い路に入って行く。
「このダムはこれから行く、天の岩戸から出て来る湧き水が源流だ」と教えられて驚く。
c0073802_21594858.jpg


タクシーの運転手さんは「こうして海も山も全部が備わった場所が、この伊勢なんですわ~」と誇らしげに話しながら運転する。まるで、この運転手さんが伊勢を作ったかのような話っぷりだった。

いよいよ「天の岩戸」への入り口の駐車場まで来た。
ここからは徒歩だと言われて、歩き出す。
c0073802_2203430.jpg
c0073802_2205542.jpg


杉林が続く散策路を歩く。
c0073802_2212186.jpg

杉の大木は、とても良く手入れされていた。
時折日差しが射すが、やはりうっそうとした森を歩いている感じがした。
道の脇には綺麗に澄んだ小川が流れていた。
これがさっきのダムになるのかと川の流れを見ながら思った。

鳥居をくぐっても、まだひたすら歩く。
やっとそれらしき場所へ着いた。

天照大神が姿を隠したと思われる洞窟の奥は、はっきり見えず、その空き間から竹を通じて水がどんどん出ていた。
c0073802_2215345.jpg

この湧き水が、さっき見たダムへとなって行くのかと思ったら、その水量は凄い。
「名水百選」にもなってるという水を汲みに大勢の人達がポリ容器を持って並んでいた。
中には、レストランやカフェをやってる人とかも来ているのだそうだ。

その斜め上にあるお社を拝もうとして坂を上がって行ったら、そこでは何やら祈祷師の女性の声が聞こえる。
何だ何だ?いったい何だろう??

長いので、この続きは次回へ。
(って全然終わらない、いつもの旅日記。あと少しの辛抱です。)


~つづく~
[PR]
by mismis10 | 2012-11-05 22:06 | お出かけ(2012)