カテゴリ:旅(信州編)( 19 )

旅日記・信州編・最終回・帰路へ

代々木では、
若い女流画家であるパロさんの長女の個展が開かれていた。

すでに何度かお会いしてるが、とても綺麗でチャーミングな彼女。
個展に向けて毎日睡眠不足だったと、母であるパロさんが行く途中に話してくれた。

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小さな画廊に入ると、
背広を着た紳士がすでに、作品をお買い上げした所だった。
何やら話しをした後で、見送りに出ていった。

作品を見せてもらう。

繊細な筆使いで、いたる所に
可愛らしい女の子が小さく書かれてる作風が目をひく。

特に、変わった形の土台に書かれてる作品が目に留まった。

作家さんである彼女に、その作品について少し尋ねたら、
ビーンズみたいな形に加工した木片に、
石膏の素材を使って木地を塗り
さらに、水彩画で絵を描いてるのだそうだ。

そら豆のような形も、自分で加工したのかどうかを聞いたら、
「もちろんそうです」と答えがかえって来た。
「電動糸ノコで、ギ~~ィンと」「けっこう面白かったです」と。

専攻は、油絵だったはずだが、いろんな事をするのだなぁと感心した。

ぐる~と回って来ても、
やはり最初に目が留まったその作品が、どうしても気になる。

ええ~い。後は、一路、帰るだけだ。

その絵を購入する事にした。

「10月は、私の誕生日の月だしねぇ・・・。」
と、隣に居た、ろだんさんに言い訳する。(笑)

まぁ、私の場合、毎月が誕生月のような具合で、
まったく自分自身には、とことん甘い人間なのだが・・・。

後で、送ってくれるようにお願いして、
みんなにお別れして、その画廊を後にした。

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後日届いた絵は、こうしてうちの家のギャラリー(廊下・・・笑。)に飾ってみた。

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※『風が来るのを待って』 柏田 彩子作

東京駅の八重洲口まで戻るには、そこにも数十分しか居れない計算だった。
(まったく、相変わらず慌しい二人だった。)
来た道を戻って、代々木駅から東京駅へ。

3枚続きの例のきっぷは、
すでに使い終わってるので、フツーだったら、ここから新幹線だけど、
そこは、ろだん師匠に言わせると、
ここで「新幹線には乗ってはいけない」のだそうだ。
さすが、青春18きっぷの大御所先輩は、言う事が違う。徹底している。

そうして当初の予定通り
彼女が前もってネット予約して置いてくれた格安高速バスに乗るために八重洲口を出る。

ろだんさんのメモを頼りに、
この辺かなぁ~と、一旦は腰を降ろしたが、どうもバスが止まってる様子が無い。

もう少し行くと、小さな看板があって、駐車場があってバスが止まって居た。
名前を言って指定された席につく。
一番前の運転手さんのすぐ後ろの席だった。

もう何時間も座席に座っているのには慣れたので、なんてコト無いやぁ・・・。(笑)
しかも、バスは乗り換えが無いから楽ちんだった。

バスは、東京のビルの谷間を走り、渋滞の都内をぬけ、北へと向かう。

途中、高速道路のサービスエリアで休憩が2回ほどあり、
飲み物や、おやつをつまみながら、話をしたりウトウトしたり。

東北自動車道内に入ると、
道路は、とても空いていて、バスはびゅんびゅんと快適に走った。

途中で夕方の渋滞などに合いながら、こうして5時間ほどかかって、福島へと帰って来た。

道中、ろだんさんと、
「私ら、ホント、取り憑かれたように、あっちこっち行った時期があったよね~」
と話した。

二人の泊まりかけの旅は、去年の秋のNY以来、じつに1年ぶりだった。
毎度の珍道中も、数を数えたら、どのくらいだろう??(・・・分らないくらいだ。)

私と彼女は、干支で言うと、犬と猿だから、合うのかどうかは微妙だ。
性格も、おそらく全然違うタイプだと思う。

それでも、なんだかんだと喧嘩もしたりしながらも、
彼是20年くらいは付き合ってるのだから、不思議な関係だ。

まったく可笑しな二人だと、つくづく思う。
おそらく、何か惹かれる部分があるのだろう。

今回もまたまた、お世話さまでした。

おかげで電車が大好きになりました。
腰を鍛えて、次回に備えたいです。(笑)

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しかし、マジで、これは病みつきになりそうな気配がしている。
3日前に、本屋さんで、こんな本というか、地図を購入してしまった。

これの他にも、全国の鉄道が、駅毎に塗りつぶせるタイプもあった。
(こういう旅のマニアって、全国に居るのね。。。笑。)

皆さんも、いつかご一緒にいかがでしょうか。
もし、私が、お近くまで行ったら、ぜひ遊んで下さいませ。

長々と続いた旅日記・信州編。
今回はこれにて最終回です。

お会い出来た方々、ありがとう。
一緒に、楽しい旅のナビをしてくれたろだんさん、ありがとう。
心良く送り出してくれたコロちゃん、ありがとう。

そして、ここまで長い話にお付き合い下さった皆さん、ありがとう。
また、何処かへ行ったら、書きますね。


~おわり~



(2006・10・10「夜」帰宅)
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by mismis10 | 2006-11-01 23:03 | 旅(信州編)

旅日記・信州編・18・築地


携帯とかのメールは本当に便利だ。
旅に出て、ネット仲間がいると連絡も出来る。
迷惑かなとも思うが、まぁ、駄目モトで連絡してみた。

仰々しいオフ会とかでは無く、
近くまで来たから、ちらっとお顔を拝見という感じのお誘いをしてみた。

マミィさんとなぁなママさんの、お二人は、
東京でも、本当に便利な場所に住んでいるので、
どうも、ちょいちょいと声をかけてしまう。
(まぁ、考えようでは、はた迷惑かもしれない。ごめんね。)

なぁなママさんは、ちょうど仕事がお休みで出て来てくれると言う。
マミィさんも、先に自分の用事を済ませて、その足で来てくれるらしい。

平日で、仕事をしてるのは十分、分っていたが、
ケータイのメールアドレスを知っていた、のぶちん♪にもメールしてみた。

以前、新宿にKちゃんと来てた時に、近くで仕事していたというので、
ランチだけでも一緒に出来ないかと思ったのだった。

あいにく、彼女は出張で東京には居なかった。

私が、こうして長々と書いてる信州なんぞ、
彼女は、いとも簡単に車で日帰りで行って帰って来てしまう。
いやはや、凄い女性だ。

いつか、また、機会があれば、
そんなに歳とらないうちに、ぜひお会いしたいと思っている。(笑)

階段を上がり、待ち合わせの駅の出口に出ると、
すでに、そこには、なぁなママさんが待って居てくれた。

なぁなママさんは、相変わらずスレンダーだった。
朝、メールしたら「これから歩いて行く」というので、すごいなぁと感心した。

都会の人は、本当に、よく歩くと感心する。
特に、なぁなママさんは、登山でもよく歩いている人だから、
この辺は、なんてこと無いのだろうなぁと思った。

すでに、何度かあってるので、
ご近所の友人に会ったみたいな挨拶をした。(笑)

その挨拶もそこそこに、みんなが揃うまで立ち話をして待つ。

大きな道路の先に見える目の前のビルが、
築地の『国立癌センター』だと教えてくれた。
(あぁ~これがそうかぁ・・・。)
以前、仕事でお世話になった方が、
ココに入院して退院した事を少しだけ思い出した。

そのうち、マミィさんからメールが届く。
『今、そちらに向かって走ってます。電車が。(爆)』と。
(相変わらず面白い人だ・・・。笑。)

ほどなく、マミィさんが登場。
すでに数回お会いしてるので、身内も同然の感じがする。
まるで、妹とかと待ち合わせしてたような感じだ。
擬似妹は、バンビみたいに跳ねるように出口から出て来てくれた。(笑)

その間に、ろだんさんが、パロさんと連絡を取り合って居た。

パロさんは、次女のお嬢さんとこちらに向かってるのだけど、なかなか合流出来ない。
私達も、そちらに向かって歩く事にした。
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反対側の道を歩いている可能性もあるので、別々に分かれて道を歩いた。

そんな事をしてるうちに、なんとかみんなが、合流出来た。

最初に行こうかと話していた、
ろだんさんが何かで調べておいた築地のお店は、
歩いているうちに確認すると、どうも皆で食べるような店では無かった。

ジモティーの、なぁなママさんに、何処か知ってる所は無いかと尋ねた。
お母さんと行った店はどうかという事になり、彼女の案内で、そこに向かう。

※竹若

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運良くお店の中のお座敷に通される。
一日限定20食だったかのランチのお寿司にする。

待つあいだ、ろだんさんは、パロさん親子にケータイの画像を見せていた。

私は、目の前に座って居たマミィさんとなぁなママさんに、
白馬のKASUKE山荘の話とかの説明をするのに、
イメージとして、これまたネット仲間の人の名前をあげた。

「ユミリンさんの息子さんが修行してるオーベルジュスタイルのホテルだよ」と。

ネットを通しての存在の彼女だけど、
HPやブログで家族構成まで知ってるから話が早い。
そんな感じで説明すると、ちゃんと伝わったりするから可笑しなものだ。

なぁなママさんの次男クンといい、
いつか、そういう老舗で働いてる息子さん達の所にも行けると楽しいなと思った。

話をしてる間に、お寿司が運ばれて来た。
これが、すごいボリューム。

(でも、やがて、完食。・・・笑)

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さっそく、ブログやHPの日記のために、
みんなそれぞれに、画像を撮ってる姿が面白かった。

HPを持っていたりすると、こういうお出かけ時の食事は、その題材になるので、
皆さん、ソレを撮らないと食べれない訳だ。

みんな一様に、お出かけとか食事の時に、
この「作業」をすると、家族からヒンシュクを買うと話していた。

(確かに、それは言える。笑。)

マミィさんは、誰かにメールをしていた。
やがて、返信して来たメールを、笑いながら私に見せてくれた。

『てめぇー喧嘩売ってるんかい!!今レトルトカレー作ってるっちゃ』(原文)

おお~。このセリフ。
言わずと知れた、ネット友達のくくるさんだった。
愛知の風がいきなり届いた気がした。

メールって、ホント便利だわ。。。。笑。

爆笑しながら、お寿司を口に運ぶ。
(いやぁ~、悪りぃ~悪りぃ。ホント、悪いねぇ。)
彼女はどうやら築地のお寿司を見ながら、レトルトカレーを食べたらしい。

今度は、名古屋方面に、やまちゃんの手羽先でも食べに行くかな。(けっこう本気。)
それよりも、くくるさんちのレトルトカレーがいいかも。(かなり本気。)

ずっと昔からの友人も、
ネットが無ければ出会う事も無かった友人も、
旅先で出会った何気ない人達も、
みんな同じように、不思議な出会いで人間は繋がってるのだと思うと、
なんとなく不思議だが、嬉しい気分になった。

そんな感じで、時間まで楽しい食事をした。

会計を済ませて、お手洗いに行った人達を店の外で待っていた。
そこで、アクシデントが起きた。

私は、決定的瞬間は見なかったのだが、
透明な全面ガラス戸に、なぁなママさんが激突した。

彼女は痛いのと、恥ずかしいのと、その両方で、顔が真っ赤だった。

しかも、よく見たらぶつけた部分から血が滲んでた。
「大丈夫だ」と何度も言うけど、かなり痛そうだった。

それでも、気丈で、痛みにも我慢強い感じの・・・なぁなママさん。
滲む血を押さえながらも、みんなと一緒に有楽町まで歩いてくれた。
大怪我にならずにホント良かった。
(でも、家に帰ったら、顔だけでなく、膝も青タンが出来たそーな・・・。涙。)

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道路に詳しいマミィさんの案内で、
歌舞伎座の横を通ったりして歩いていたら、しだいに有楽町の駅が見えて来た。
この日は、本当に暑いくらいの秋晴れの日だった。

駅に入る手前で、
その前にそびえている建物の丸い円盤の形のレストランを指して、
「ねぇねぇ、私、あの丸いレストランにいつか入りたいのだけど。」
と、マミィさんとなぁなママさんに話かけた。

二人とも、何を言ってるのだろうと、不思議な顔をした。

私が指をさしたのは
『東京交通会館』銀座スカイレストラン(15F)だ。

※東京交通会館

この展望レストランは、
有楽町の駅のホームからも見れて、通るたびに気になるのだが入った事が無い。
その形が私好みで、やたらに、とてもレトロだと思ったら、
なんと東京オリンピックの翌年に創業なのだそうだ。

1時間に1周する速度で回転してるのだそうだ。
どんな感じなんだろう・・・。
目がまわって食べれなかったら、営業して無いだろうしねぇ。
あぁ~、興味あるなぁ~。

そうだ・・・。

この次のオフ会は、
ここで『カレーを食べる』って案は・・・いかがでしょうか。(笑)

有楽町駅で、さよならして、二手に別れた。

別の電車のホームで、
二人が、こちらに向かって、何かゼスチャーをしてみせたらしいのだが、
私には、どうも分らなかった。

あとで、メールが来たら、
私がさっき、「あのレストランに、行ってみたい」と話した時、
回ってるのかどうか解らないという感じの顔をしてた二人が
回転する様子を確認したよ~と、身振り伝えてたらしい。


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ありがとうね。
最後の最後まで、お世話になって、お疲れさまでした。


そこから、今度は代々木へと向かう。


(2006・10・10「昼」)
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by mismis10 | 2006-10-31 22:20 | 旅(信州編)

旅日記・信州編・17・「勝どき」から「汐留」へ


翌朝。
私達の朝は早い。(笑)

出掛ける準備をして、朝食を取りに下のレストランに行く。

夕べ、暗かったのでよく見えなかったが、
よくみたら、チェックインした場所のエントランスのホールは、
中庭みたいな構造になっていて、川まで流れていた。

後で、ここのHPを見たら、おそらく上の階は、
賃貸というか、度々上京する人のための契約のお部屋のようになってるのかもしれない。
※東京ビュック
そうかぁ~。
だから、アパートかマンションみたいな感じだったのかぁとはじめて気が付いた。

地方に住んでいると、
たまに、こういう業者の方が、投資とかの話で電話をして来る。
そういう形態のビジネスホテルだったのかもしれないと思った。

ろだんさんが、そこから荷物を出す。
お天気が良く、私の上着も要らないようなので一緒に入れてもらう。

朝食もお値段のわりに、ちゃんとしていた。
おいしく、いただく。

さて、お昼に築地で、
ネット友達のマミィさんと、なぁなママさんと、
NYに一緒に行ったパロさんに会うまでの時間まで
近くをぶらぶらしようという事になり、汐留に行く。

連休明けの平日の火曜日。
歩いてる人は、もちろん仕事の人が多いようだ。

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青空に突き刺さるような高層ビルをながめては、
いやぁ~、やはり東京のビルって高いわ~と、意味もなく画像を撮った。

まるっきり田舎モンさ。(笑)

でも、私の気持ちとしては、
都会の人が地方に来て、山や川を眺めるのと、なんら変わりない。

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ここの窓の中では、
きっと、バリバリと仕事をしている人もいるんだろうなぁ。。。とか思いながら眺めた。
(と、休みをもらってる私が感心するのもなんですが・・・笑。)

そこから、今度は『日テレ』あたりをぶらぶらした。

中山秀征さんや賀集利樹クンが出ている、
おそらく『ラジかるッ』(という)番組が
ガラス越しの公開スタジオになっていて、中の様子が通路からみれる。

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休みの子供を連れた親子連れなどが、携帯で写真を撮っていた。

以前、ここの場所に来た時は、大階段のあたりに、すごい数の人が並んでいた。
何かの公開番組などで、並んでいる人達だったのだろう。

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ぶらぶらして、アンパンショップにも入った。
ドキンちゃんと、カレーパンマンのお財布と、仕事場へのお菓子を購入。



そろそろ、築地へ向かおう・・・という事になり、移動。


※日テレHP

(2006・10・10・「朝」)
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by mismis10 | 2006-10-30 21:12 | 旅(信州編)

旅日記・信州編・16・神谷バー


吾妻橋を渡って、すぐそばにある『神谷バー』へ入る。
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文学の世界にも登場する昔からある古いお店だが、入ったのは初めてだった。

1階の店内は、とても混んでいた。
まず、最初に、自分で飲みたいモノと食べたいモノのチケットを購入。
レジで、先に、お金を払うシステムらしい。

私は、ここの名物、「デンキブラン」をまず飲ばねばなるまい・・・とそれ。
さっきのライブの続きで、黒生ビールも。
ろだんさんは、ロゼワイン。
食べ物は、いろいろ選んだ。

席に座ると、ボーイさんがそのチケットの半券を持っていく。
少しすると、まずは飲みモノが来た。

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「3人ですか?」と聞かれた。
(いや、ふたつの飲み物は私が飲むのでありまして・・・。)
「いえ、2人です。」と答えたら、
そのまま3つの飲み物を置いて行った。

「このデンキブランって、何で出来てるの?」と尋ねると、
ボーイさん、すごい早口で、
「ブランデーベースで、薬草と○○○と△□○が入ってます」と言う。
何を言ってるのか、よく聞き取れなかった。
まぁ、試してみればいいのね。

どうやら、水と交互に飲むらしい。
一口、飲んでみた。

ぶわぁ~~、
う~ん。なんだろう。何かの味に似ている。
そうだ。あの『養命酒』っぽい味だ。
ブランデーの香りももちろんするが、薬草の香りがかなり漂う。

(※神谷バーのHP・・・↓に、このデンキブランについては、
詳しく書いてあるので、興味のある方は、そちらを読んで下さいね。)

ろだんさんも、少し味見をしたが、なんとも不思議な顔をしてる。(笑)

続いて、もう一口飲む。
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うわっ・・やっぱり、薬草、いや「養命酒」の香りにちかい。
思わず、そばに置かれたコップの水を飲む。
(なるほど・・・こうやって飲むのねぇ。)

壁には、ビールと交互に飲むと旨いような事が書かれていた。
その通りに交互に飲んだら、確かに飲みやすい。
なるほど・・・。

そうそう、このグラス。
以前、横浜のアンティークショップで、
ここの神谷バーの古いグラスをみつけて、買ったのがあるはずだったが、
いくら探しても出て来ない。

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関係ないのは、たくさん出て来たが。(笑)
まぁ、いつか探していて見つからなかったガラスの一輪差しが、
偶然見つかったから、よしとしょう。

(こんな事をやってるから、先に日記が進まないのね・・・笑。)

さて、話は戻って、
そんな事をいろいろ試していたら、料理が来た。

お腹が空いていたので、二人とも、バクバク食べる。
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画像を撮るのも忘れてしまい食べる事に没頭してしまった。
思い出してから、途中から撮った。

たぶん、この他にもあったと思うが、
とにかくお腹いっぱい飲んだり食べたりした。

追加は、自分でチケットを買わなくても、ボーイさんに頼むシステムになってる。
今日のライブの話とか、旅の話とかして飲んだ。

しばらくすると「ラストオーダーです」と言われ、
こんなモンを頼んで、お仕舞いにした。

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そして、店を出て帰ろうという事に。

もう、このあたりまで来ると、
朝からの疲れと酔いも回って、これから電車とかに乗るのは嫌になっていた二人。
ホテルまでタクシーで行こうという事になった。

     ~~~『タクシーの中』~~~

タクシーを拾って、目的のビジネスホテルの名前を言って、
タクシーのおじさんに簡単な地図をみせる。

「あぁ~、勝どき橋の近くね。」「そのあたりまで行ったら分るかな」
・・・・とかなんとか言われた。

浅草から、勝どき橋までは、けっこうあるのだったが、
私達にはそんなのは、どうでもよくなって居た。

(あぁ~タクシーは楽だぁ~)とか思いながら乗っていた。

「お二人で旅行で来たのですか」と言われて、返事をすると
「主婦はいいですね~」とか言われながら、
野球の話などや、その他の話をしながら乗っていた。

距離感が分らないので、橋が見えるたびに、ろだんさんが
「あれが『勝どき橋』ですか?」と聞くので、そのだびに、
「いえ、あれは○□△橋」と答える運転手のおじさん。。。。笑。

私は、ぽわ~んとして、その会話を聞きながら、暗闇でニヤニヤしていた。

いよいよ、その「勝どき橋」の近くで降りる時には、
気の毒に思ったのか、どうなのか良く分らないのだが、
おじさんは、気のいい人で、40円か、60円かの端数をおまけしてくれた。

まったく、チップあげるのは、本当は私達のほうなのに、
微妙な金額ではあったが、とにかく、そういうサービスをしてくれた。

いい人だった。(笑)


      ~~~『ホテルの中』~~~

タクシーを降りて、ビジネスホテルを探すのだが、パッと見たところ分らない。
ホテルのフロントに電話して、
今現在地の見える建物を話しながら場所を聞いたら、すぐそばだった。

チェックインして、カギを渡されたら、
「一旦、玄関の外に出て、エレベーターで部屋まで行って下さい」という。

酔ッパなので、自動販売機でミネラルウォターをそれぞれ購入。
渡されたカギの階までエレベーターで上がる。
どうも、なんか変な気がする。

そのホテルの作りが、各部屋が、
マンションかアパートの部屋を訪ねるような具合なのだ。

アメリカのリゾート地のホテルで、こんな感じのホテルがあったが、
ここは、勝どき橋。
なんか変だと思いながら目的の部屋の前まで来た。

「ねぇ、これさぁ~、誰かが中に住んでたら、どうする???(笑)」
「は~い。「おかえり~」とか言ったりしてさぁ・・・(笑)」
なんて、笑いながらキーを開けるのだが、そのキーで部屋のドアが開かない。

これは、本当に、誰かが住んでるのかも・・・。
なんで開かないんだぁ~。コレ。

ガチャガチャと、キーを回しながら、
「カードキーにしてくれよなぁ、もぅ~」と一人でブツブツと愚痴る、愚痴る。

そんな事やってたら、・・・・・・・開いた。

(要は、私が、酔っ払いだったのかもしれない。笑。)

狭いながらも楽しいお部屋・・・ってな具合で、
荷物を置いて一連の作業を終わらせ、お風呂に入って寝る事にした。
あぁ~、ホント、つかれたぁ。

あっ、その前に、
さっきのタクシーの中の前のシートにこんなモンがあったので、
2枚ほど、いただいて来たので撮影して置いた。
飲み会帰りのおじさんに向けてのパンフかもしれない。

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個人的に、・・・・・笑えた。


明日は、いよいよ帰る日だから、旅日記は最終回かも・・・ね。



※神谷バー


(2006・10・9「夜」)
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by mismis10 | 2006-10-27 01:44 | 旅(信州編)

旅日記・信州編・15・アサヒアートスクエアにて

甲府から、さらに大月、高尾をへて、ひたすら電車は走る。
高尾あたりで思い出した事があった。

八王子に住んでる息子の友達が都心から来た時に、
乗り越してしまい目が覚めると、そこに高尾山が目前に迫っていたとか。。。笑。

八王子は東京都だけど、
惑星みたいに都心から離れてるからなぁ・・・とよく息子が言っていた。

でも、こうして各駅停車を乗りついて帰って来ると、
確かに風景が変わっていくのが分る。

その八王子を過ぎて、どんどん走る電車に揺られ、
さらに吉祥寺や、行く前に遊んだ荻窪、高円寺を過ぎて、都心の新宿へ。

このきっぷは、快速電車にも乗れるので、途中、乗り換えながら浅草橋へ着いた。
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浅草の隅田川沿いのアサヒアートスクエアへと向かう。

6時の開演前になんとか、間にあった。

実に、お昼ごろ下諏訪を出て、5時間半~6時間近くの時間が経っていた。
本当に、間に合って良かった。
もしかしたら、始まってしまうかもね・・・と話をしていたので。

会場へ入ると、小さなテーブルの席が少しあったが、ほぼ満員に近い。
わずかに残っていた後ろのほうの席に座る。

みんな、何かを飲んだり食べたりしている。
席を確保した所で、私達も飲み物を調達して来る。
私は、アサヒビールの黒にした。
(なんといってもココはアサヒビールの建物だもんねぇ~。)
ろだんさんは、ジンジャエール。

やれやれと落ち着いて、一息つく。

そのビールを、ごくっと一口飲んだ。
う・・・うま~~い。すご~く旨い。
ゲ●事件から、ずっと自粛していたアルコールだし。
やはり旨い。(笑)

そんな風にしていたら、ライブが、はじまった。

『mama!milk』は、
ろだんさんが、ぜひ聞きたいと熱望していたミュージシャン達で、
そもそも、このライブに一緒に行けないかと言われた事が、コトの発端だった。
それが話をしてるうちに、この信州の旅になって行った。

「おくさ~ん、コレに一緒に行くんなら、こんなきっぷがありまっせぇ~」
と手もみするダフ屋さんのごとく、
『鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷ』の存在を私にささやいた。
と、これは、ややフィクションですが・・・。(笑)

私は、このディオの存在は知らなかった。

アコーディオン奏者・生駒祐子さんと、
ウッドベース奏者・清水恒輔さんによるインストゥルメンタル・デュオだ。

アコーディオンといったら、
古くは、某・NHKの旧・のど自慢のアコーディオンの伴奏者の横森良三さん。
(ホントに古っ・・・!笑。)
(みんな知らないかもなぁ・・・笑。)

最近では、アコーディオンなどのリード楽器界のグラミー賞といわれる、
権威ある『ヴォーチェ・ドーロ(金のリード賞)』をもらったcobaさん。

それしか知らなかった。

cobaのCDはよく聞くけど、
mama!milkの演奏は、それとはまったく違っていた。

しいて比べて言うならば、
明るいイタリア的なcobaの音色とは違い、フランスっぽい〝気だるい〟音色だった。

生駒祐子さんの
アコーディオンという、決して優雅とは思えないような、あの厳つい楽器を、
まるで手足のように優雅に自由に操るしぐさがカッコ良かった。

後ろに大きなリボンが付いた肩がむき出しの黒いドレスも、とても素敵だった。

~~~~~~~~~~~


その後に休憩を挟んで、
『F.I.B JOURNAL』の演奏がはじまる。

山崎 円城(やまさき まどき)率いる、
ポエトリージャズプロジェクトだそうで、こちらもはじめての出会い。

JOURNALとは偽装報道、嘘日報の意味らしい。
その曲というか、ポエムとかいうか、拡声器などを使った詩を語る演奏を聴く。

その間、わたしのすぐ隣には、
ベビーカーに乗った幼児をつれた若いママが居た。
こんな小さな子を連れて、いやに熱心だなと思った。

ボーカルの山崎円城さんのほうをじっ~と見つめ、
抱っこされた幼児が「パァ~パ。パァ~パ。。。」と連呼してる。

(ははぁ~、そうかぁ、あれがパパなんだなぁ・・・)と思い、演奏よりもそちらが気になる。(笑)

飽きて来ている息子が、だだをこねるとママが抱っこしたり歩いたり、
時折、声をかけられる関係者に、挨拶したりしている。

こうして身内が応援してるのだなぁと、
ステージ上で、前衛的な演奏を頑張ってるパパと、その家族をみて思った。

帰って来てから、
彼のブログをみたら、下の方に、その息子クンの画像が出ていた。

この子だよ。。。隣に居たのは。(笑)
※ムスコくん

こうしてライブを終え、そこを後にする。

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吾妻橋を渡って反対側に出た。
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隅田川に泊まっている屋形船の明かりが水面に滲んで、とても綺麗だった。



今度は、そこから、近くの『神谷バー』へと向かう。




※blog coba

※mama!milk

※DAWN MOOD NOCTURNE



(2006・10・9「夕方~夜」)
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by mismis10 | 2006-10-26 01:39 | 旅(信州編)

旅日記・信州編・14・同じきっぷで


下諏訪から東京へと向かう。

下諏訪の駅に着いてから少し休んで、栄養補給した。
さすが、ろだんさんは電車の旅の達人で、時間を有効に使う術をご存知。
おトイレも済まし、電車が到着するホームへ向かった。

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駅の構内には、有名な「御柱祭」の飾り付けがあった。
TVのニュースなどで見た、あの壮大なお祭りだ。

実際にこの眼で見たら、
あの外にあった御柱の大きさといい、凄いのだろうなぁ~と思った。

※御柱祭り


電車がやって来て、空いてるBOX席に座る。
動き出した電車の窓から、遠くに諏訪湖が見えた。

持って来た文庫本(『薬指の標本』小川洋子・新潮文庫)を読んだ。
この作家の本は、前に読んだ『ホテル・アイリス』もそうだが、
なんとも不思議な感覚と描写の内容だ。

むしろ『博士の愛した数式』のほうが、
この作家らしく無い内容なのかもしれない。

暑いくらいの午後の日差しを受けながら、電車に揺られて本を読んだ。

それに飽きると、
せっかくの車窓からの眺めも楽しまないとなぁ・・・と外の風景を見たりした。

しだいに変化していく周りの風景をみるのも楽しかった。
寝ようかなとも思うのだが、どうも眠れない。

窓から見える家の屋根の色や形など、
あの1軒1軒の家の中に家族が居て、
その人達の生活があるんだよなぁ~とか思いながら、それをぼんやり眺めた。

各駅停車の午後の電車内は、空いていた。
通路反対側の席のろだんさんも、ゆったりとお昼寝中のようだった。

私の隣では、さっきから、スニーカーを脱いで、
さらに靴下を脱いで、前の席に素足をあげてる女性が居た。

ずいぶんと、くつろいで居る女性だなぁ~と思っていたくらいで、
最初は、気に止めなかった。

でも、あまりにも、その様子が気持ち良さそうだったので、
私も真似して履いてたブーツを脱いで、対面の座席シートに足をあげた。(笑)

確かに、気持ち良い・・・。
すごい開放感だった。
さすがに、ストッキングを脱いで素足にはならなかったが。

そうして本を読んだり、景色を眺めたりしながらも電車は走る。

寝てるのだとばかり思っていたその隣の女性が、
窓の日除けを上に開けて、
電車が停車していた駅を走り出したら、駅名の看板を見て、

「この『韮崎駅』って、あの中田の居た韮崎ですよね」と私に言う。

「ええ。多分そうですね。」と返事した。
サッカー選手を引退した中田英寿氏は、この辺の出身だ。

そのうち、その女性は「あっ、見える」と言う。
何が見えるのか、最初は分らなかった。

そう。
それは『富士山』だった。

山梨県側というか、甲府側からみた富士山だったのだ。

その女性は、スニーカーを履いたかと思うと、
富士山が見え隠れする度に、
それが見える電車のドアの近くに寄って、その姿を見に車内を小走りに移動した。

他にも、デジカメを構えてる人が居た。
そうかぁ。この人達も、この切符の持ち主だったんだぁと思った。

納得した所で、私も旅の記念に激写しようと席を立つ。

ところが、動いてる乗り物の中からの、
シャッターチャンスというのは、なかなか来ない。
アッ・・と思うと、山や木々や建物で、隠れて見えなくなる。

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●一応、富士山が写ってる画像①

2~3人の乗客が、あっちこっちに移動しながら富士山の撮影に必死だ。
お天気は晴れてるが、なにぶん遠いので、小さくしか富士山が見えない。
でも、私も次第に大胆になって来て、なんとかソレを撮ろうとした。

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●これも微かに一応、富士山が写ってる画像②

最後には、最前の運転席の窓越しに、画像を撮って来た。
(いやはや、オバサンは怖いモン無しだ。)

やがて、席に戻った頃には、その隣の女性と話をするようになって居た。

大阪から来たという、私より少し年上位のその女性は、
やはり、同じ切符での一人旅だった。

バックパッカーのような格好で、
ジーンズにTシャツで、軽いナイロン製のジャンパーを手元に持っていた。

私が「同じ切符ですね。」と話かけると、
「素敵にしてはるからぁ、同じきっぷの方だと、思われへんでしたわぁ~」
(・・・と、ちょいと言い方が違うかもしれないが、笑。)
そんな感じの大阪弁で答えてくれた。

素敵というか「JR乗り放題のきっぷ」で乗ってる人は、
男性も女性も、大体の人が、この方みたいなラフな格好だった。

むしろ私達のその〝素敵〟な格好が「浮いている」のだった。(笑)

私達が白馬で、お天気が悪くなっていた頃、
その方は、長野県から飯山線で新潟県に出て、
そこから福島県の会津に出て、さらに大阪に帰ろうとしたらしい。

ところが、その飯山線とその先の只見線が、
悪天候の影響で不通になってしまったのだそうだ。

結局、仕方無く、
長野でビジネスホテルに1泊して帰るところだと言う。
「失敗してしまいました」と言いながら、笑った。

私は、私達のたどって来た話などを話した。
こうして、旅をしてる方が多いのだろうなぁと思って、嬉しかった。

c0073802_22441256.jpg
やがて、電車は、葡萄畑の斜面の丘陵地帯をどんどん走って、
街に近づくと、甲府駅へと着いた。

そこで、その方とはお別れ。
乗り換えて、更に東京へと向かう。


(2006・10・9「午後」)
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by mismis10 | 2006-10-25 23:09 | 旅(信州編)

旅日記・信州編・13・すみれ洋装店


確か、松本駅から7つ目が、下諏訪の駅だった。

駅前に出ると、御柱が二本、どど~んと、そびえ立って居た。
町の人には何でも無い風景なのだろうが、私はかなり驚いた。

そこから「すみれ洋装店」の店主の松崎緑さんに電話をして、
駅前から店までの道順を伺う。

その日が休日なので、福島から行く前にも、
お店が開いてるかどうかの確認の電話を入れた。

私の勘違いで、下諏訪の駅に到着する時間が、
午前中の開店前の時間だったので、
さらに前日の松本からも、電話を入れた。

松崎さんは、30分ほど早くお店を開けてくださるという。

限られた時間の中で動くには、それなりの準備が必要で、
そのあたりは、ろだんさんとの息はけっこう合ってると思う。
二人とも、大股で、ガンガンと歩いた。(笑)

道路工事をしている前の道を通って、下諏訪の町を歩く。

言われたように、二人で歩いて行くと、
お天気がとても良いので、歩いているうちに、汗ばむくらいになっていた。

休日の町は、しんとしていた。
商店街の開いてる店も、皆、静かに営業してますという感じだった。

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「すみれ洋装店」は、そんな商店街の通りの中にあった。
以前の古い看板や建物のまま、そこがお店になっていた。

元々、この名前の「すみれ洋装店」という洋装店が存在したらしい。

道路から見た外観では、
その雰囲気のあるその姿は、なかなか素敵だった。

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看板のちいさな文字が、長年の雨風にやられて、
かすれた文字になってる姿が、古モノ好きには、たまらない。(笑)

ここは本来あったお店が閉店してから、約10年ほど空き家になって居たらしい。
そこに、松崎さんと星さんという二人の高校の時の同級生が、お店を出した。

お二人は、同級生でも特に仲が良いという訳でなかったが、
お互いに美大を目指すようになって、
同じ受験スクールに通うちに仲良くなったらしい。

それから、しばらくして、お互いの活動を通して、
二人でお店を開こうという話になったようだ。

古い看板も、ガラス窓も、
古い店のたたずまいのまま、自分達の店をはじめたのだった。
この感覚が、私的にはとても心惹かれた。

今では、ネットや雑誌で取り上げてられてる事が多く、知る人ぞ知るお店で、
事実、松本の「半杓亭」の若い女性も、いつか訪れてみたいと話してくれた。

私が、最初に彼女達を知ったのは、多分、ネットだったように思う。

偶然、ブログにたどりついて、
店を作っている様子などの携帯画像を見たりしていた。
青いビニールシートが被さった玄関周りなどや、中の改築の様子が載っていた。

ひと月の半分を開店にして、残り半分を制作に当てたりしてるのが、面白いと思った。

さらに、収入が不安定なため、それぞれが副業で、アルバイトしている様子や、
風邪ひきながらも、実に一生懸命に作品作りに精を出してる様子などを見て
若い・・・っていいなぁ~とか思いながらブログを読んでいた。

そうして営業してるうちに、
たくさんの雑誌などに取り上げれるようになっていった。

あの、田中康夫長野県前知事も、
ココに来店してる様子も画像で見た記憶があった。

お祭りの時の、たこ焼き屋さんと、から揚げ屋さんの屋台に囲まれた
「すみれ洋装店」の様子も、確か、見たような記憶があった。

この窓ガラスが、自分へのご褒美のためのコーヒーを飲む前に、
必死になって磨いたガラスなんだろうかとか、
はじめて来たくせに、前から知ってるような錯覚を覚えた。

ブログの世界と現実の世界とごちゃまぜになってる自分が居た。
その現実の店の前に、実際に自分が居るという感覚も不思議だった。

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『扉をあけて。小さなギャラリー』一田憲子・著で、
「すみれ洋装店」が取り上げられた時には、嬉しいのだけど、正直、悲しかった。(笑)

自分だけが、密かに、誰にも知られず、楽しんでいた存在が
(実際は、すでに、かなりメジャーなお店になっていたが)
いきなり、ライトを当てられてしまった感覚だった。

頼むから、教えないでよ・・・と思ったりした。(笑)

ある日。
そんな感じで、長い事、すみれさんの記事が載ってる本などはチェックしつつ、
遠い下諏訪に、勝手に思いを寄せていた私がびっくりするような事が起こった。

星さんと松崎さんが、
お互いに独立すると発表したのだった。

この辺の経緯は、当の本人達にしか分らない事だが、
その後のHPも、以前のブログも、「すみれ日記」「続すみれ日記」「続々すみれ日記」と
ちゃんとすべて残したままで居る事が、私はとても感動してる。
これは、大人の女性のする決断だと思った。

信州行きが決まった時、
私はろだんさんに、ぜひココに寄りたいと言った。

最初は、長野市の「善光寺」参りの案も出たが、
そんな(と言ってはいけないが)場所よりも、下諏訪に行きたかった。(笑)

この日の夕方のライブの時間までに東京に戻るには、
どちらも行くという訳にいかない事情があった。

そういう思い入れのまま、水色のドアの玄関をくぐる。

緑さんは、とても静かに話しをする人で、
やや、はにかみながらお店の中の事や作品について話をする。

2階が制作のアトリエになって居て、下の階がお店になってるらしい。
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飲み物も飲めるコーナーもあった。
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床の間ギャラリーの空間もあり、なんとなく異次元に来た雰囲気だった。

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needle and thread時代の黒い可愛いバックと
「すみれ洋装店」の文字が入ってるエンピツを購入した。

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少し話しをして、店内を撮影させてもらう。

緑さんは、グレーの薄いウールらしいセーターの中から
キリッとした白いシャツの襟を出して居た。
その雰囲気も、そのお店に、とても良く似合って居た。

少しすると、そこに、若い男性の二人連れが店内に入って来た。
同じように、カメラで店内を撮っても良いかと尋ねていた。
彼らにとっても、こういう造りそのモノが珍しいし、楽しいのだろうなぁと思った。

私達は、もう電車の時間があるので、また駅まで戻る事にした。
実に、約30分も居ないようなお店での滞在時間だった。

「前ふり」が長いわりに、非常に短い滞在だった。(笑)

今度は、諏訪湖で、ピクニックでお弁当でも食べれるくらいに時間を取って、
また遊びに行きたいと思った。

とても短い時間に、何年か分の思いを圧縮するかのように、
ぎゅぅ~と詰め込んだ途中下車だった。


私達が訪ねて行った日の事が、HPに書かれてあった。
嬉しかった。

※続々・すみれ日記『一期一会』

(2006・10・9・「昼近く」)
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by mismis10 | 2006-10-24 02:00 | 旅(信州編)

旅日記・信州編・12・松本を後にして


朝起きて、出掛ける準備をして朝食をいただく。

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食事を取る場所から、石灯篭のある中庭が見え、
その向こう側には、昨晩のお風呂場の窓が見えていた。
そこがお風呂場とは見えない。良い造りだった。

余談だが、
家を建てる時、私は中庭が欲しかった。
義母のおすすめの家相判断士の方に、あえなく却下される。
フツーの家になった。(はははっ。。。)

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ニジマスの塩焼き中心の美味しい朝ごはんだった。

その後、荷物を出しながら松本城へ向かう事にしていた。
玄関で、女将さんに宅配の出来る店を聞いたら、旅館から出してくれるという。

会計をして、残りの荷物を預かってもらい出掛けた。

格子戸をカラカラと開けて、道路に出て歩きはじめた。

松本市内は、古い建物がそのまま多く残って居て、
何気ない道でも、歯科医院や病院の建物などがレトロなままの姿で建っていた。
個人のお宅のようだったので画像を撮らなかったが、なかなか素敵な建物が建っていた。

どんどん歩くと、やがてお城のあたりに近づいた。
長野地方裁判所の前を通り、松本神社の大木をみながら、城内に入る。
どうも、お城の後ろの方から入ったみたいだった。(笑)

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朝日に輝く天守閣が見えて来た。
赤い橋と、黒い姿の松本城は、国宝にふさわしい姿で建っていた。

城内は、朝から、きのうの半杓亭でも話題になった
『蕎麦まつり』の開店の準備をしている人やトラックで、にぎわっていた。

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お城を正面の方から見ると、
後ろの信州の山並みと、青い空、それに黒い姿の松本城のコントラストが綺麗だった。
お堀の中には、大きな鯉が泳いでいるのが見えた。

いろんな蕎麦のお店がテントを張って準備をしていた。
どこかの女子高の名前の蕎麦屋さんのテントがあったので、
ろだんさんが、食べれるかどうか聞いてみたが、まだ準備の段階で無理だった。

それこそ、あの「山都の蕎麦」も準備していた。

そんな中をぶらぶら歩き、お城を後にした。
大名町通りを歩き、また女鳥羽川の流れる橋のあたりまで戻って来た。

昨日も通ったナワテ通りの近くの大きな神社に入る。
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『四柱神社』という神社だった。
とりあえず、神社仏閣は、お参りするのが私のモットーなので、
お賽銭をあげてパンパンと拝んで来た。

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そこから、また歩き『まるも旅館』に戻って来た。
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そこで、喫茶店の方に入る。
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クラシックの流れる店内で、コーヒーとブラウニューを食べて、ひと休みした。

落ち着いた所で、
旅館に戻り荷物を受け取り松本駅へと向かった。

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道路には「松本てまり」のマンホールのふたを発見。(激写。)
確か実家にも、コレがあったよなぁ~と思い出す。
(父のお土産だったかな。)
駅のお土産物屋さんでも、たくさんの綺麗な「松本てまり」を見かけた。


電車の発車時間まで、駅前のお土産物屋さんを見たりした。
ここで、例の『信州限定ハイチュウ』を買う。

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さらに、駅構内に入り待っていると、改札付近で、
おおきな手袋みたいなカバーをかけたマイクとカメラとレフ版を持ったご一行様と遭遇。

ろだんさんが先にそれに気が着いて「誰か来るよ」と教えてくれた。

見れば、芸能人の秋野暢子さんと、
元C.C.ガールズの名前を忘れた(笑)女性タレントさんだった。

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近くで見ると、芸能人って、ホントに細い。
何を、食べてるのだろうと思うほど・・・・・・細い。

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あっ、待てよ。・・・私、この秋野さんの本、持ってたわ。
(未だに、ビシッ・・・とは痩せて無いけど。)

これで、痩せてるのね。
ふんふん・・・。(と、ひとり納得。)

その後、駅ビルのお店で、お昼のおにぎりや飲み物を買う。

会計しながら、
「今ね。秋野暢子さんが松本に来たよ」「TVの取材かな」と二人で教えたら、

お店のおねーさん、
「あぁ~、あのねぇ。最近、ほら『誰か』も来たのよ。」
「あのぅ~、なんて名前だっけかなぁ」
「振り付けする・・・あの人。ほらぁ・・・。」

と、こちらに振るでは無いか。(笑)

ほらぁ~と、言われてもなぁ~。一体誰だ??

そう言われた私も、しばし考えた。

私は、あのマツケンサンバのこれまた、
名前を忘れた振り付け氏のオ○マっぽい方かと思うのだが、
おねーさんと同様に名前が出ない。

「ほらっ。あぁ、そうそう・・・」
「KABA(カバ)ちゃん」と、突然そのおねーさんが言う。

あらら。。。。『微妙』に違っていたわぁ。

でも、お互い言葉が出てスッキリ。

そこで、ろだんさんが痛めた足の豆に、カットバンを貼ってケアをした後で、
乗り込む電車のホームへと向かった。

時間になり、電車が走り出した。

さようなら、松本。
慌しかったけど、楽しかったよ~・・・・と思いながら電車に揺られる。
次の途中下車は、下諏訪駅だ。


(まだまだ、家には帰らないの・・・・笑。)


(2006・10・9・「朝」)



※【補足】真島茂樹さんKABAちゃんとの違いをよく学習しておこう。>私。
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by mismis10 | 2006-10-23 22:40 | 旅(信州編)

旅日記・信州編・11・自慢話


田楽料理の『木曽屋』という店に行くのに、
まるも旅館の前の橋を渡って、反対側に行く。

そこからまた曲がって道なりに歩いて行くと、
お店があるはずだったが、相変わらずの方向音痴の二人。
お店が見つからず、ぐるっと一回りして振り出しに、一回戻った。(笑)

途中で犬を連れてる人に聞こうと思ったら、その子は外国人の男の子だった。
松本では意外にも、外国人の人をよく見かけた。

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見当をつけて歩いて行くと、その店を発見。

店内はとても混んで居た。
お店の方が「時間が、かかりますが」と言ったが、待ってる事にした。
それでも、思ったより早く案内されて席に着いた。

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私は、朝の電車の事件の事(笑)もあって、
今晩はアルコール類は止めておこうと思い、田楽定食のみにした。
それを食べて、また歩いて戻って来た。

橋のそばにあるお店の通り(『ナワテ通り』)をぶらついてみる。

お土産屋さんや、観光客を相手にした食べ物店屋さんや、古本屋さんもあった。
どうみても骨董とは思えない品を並べている怪しい骨董屋さんが
店仕舞いの準備をして、店頭に並んでる品を片付けて居た。

歩きながら、自動販売機でミネラルウォーターをお互いに買う。
そして、まるも旅館へと帰って来た。

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まるも旅館も、その一部にある喫茶店も、夜になって、明かりがとても綺麗だった。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


部屋に戻ると、ろだんさんは、
さっそく、化粧を落としシャワーを浴びに行った。

私は、要らないモノばかり(パジャマとか着替えの予備とか、本とか)が多くて、
とても荷物が多いので、あくる朝、松本から荷物を送ろうと分別作業をした。

ろだんさんが戻っても、私は、まだモタモタして荷物をいじっていた。

先に寝られたら、朝が早い彼女が早々と起きてしまう(笑)と思ったので、
私も急いでシャワーを浴びに行く事にした。
「まだ寝ないでよぅ」と念を押して。(爆)

シャワー室は、誰かが入って居たので、浴室の方に行った。
そこも、夜の時間的なモノなのか、話声がして、誰か複数の人が入っていた。

その前に昔の長椅子があって、
そこで新聞を読みながら、中の人が出るのを待った。

その間に、金髪の外国人の家族のご一行様が旅館に帰って来て、
私が待ってる廊下の前を通って、2階の階段を上がって行った。

中高年の方も居て、私にさえ昔の造りの階段は狭いので、
外人さんは、大変だろうと見てたら、
年配のご婦人は、大きなお尻を、
その狭い階段の幅いっぱいにして上がって行った。(笑)

背の高い男性は、ニコッと笑って私に挨拶したかと思うと、
器用にその背中を丸めて上がって行った。

いやはや、こういう古い旅館の存在を、
この外国人の人達は、一体どうやって知ったのだろう。

何かの口コミとかがあるのだろうか・・・。
あの古いお座敷の畳に、布団を敷いて寝るのだろうか・・・。
ベットじゃ無い所が、かえって楽しいのだろうか・・・。

などど、余計な想像や詮索をしてしまった。

そうしてるうちに、浴室からは、中学生くらいの男の子が上がって来た。
更に、まだ中に誰か居る気配だが、出て来ない。

待ってると、旅館のスタッフの男性が通り、
カギのかかっている浴室の戸を、手で引いて、開かないのを確認してくれて、
「まだ、入ってるみたいですね」と言う。

しばらく待って居ると、父親らしい男性が出て来た。
入れ代わりに私が入った。
脱衣所のカギを内側から架けるのが、使用中の合図なのだ。

今は、ホテルとかの利用が多いので、
こうしてお風呂の空きの順番を待つなんて事は、
それほど無い経験なので、それなりに面白かった。

浴室の浴槽は「総ひのき」で出来ていて、
朝、白馬でも温泉に入ったのに、また手足を伸ばして入って来た。

上がって脱衣所で着替えていたら、廊下側から引き戸を開ける気配がしたので、
「今、あがりますよ~」と、中から声をかけた。
「あっ。すいません」と女性の声がした。次の人だった。

旅館の浴衣を着て、戸をあけて出た。

洗面所で洗った髪を乾かし、
歯を磨き、コンタクトを外してから、部屋に戻った。

こういう場合が、部屋に洗面所が無い旅館のスタイルは不便かもと思うが、
まぁ、その不便さを楽しむのも旅の良い所だ。

ろだんさんは、まだ寝ないで居てくれた。(笑)

真っ暗にすると眠れないという彼女と、
真っ暗にして寝る私と、今までもそうだったが、折り合いをつける。
私は、目元に光が当たらなければ平気なので、足元に電気スタンドを置く事にした。

明日も早いので、携帯やデジカメの充電が終ったので、寝る事にした。

電気を消すと、障子戸の入った外に面した窓からの、
街灯の明かりで、室内はかなり明るい。

ろだんさんに、まるで子供に言い聞かせるように、
「あらぁ。こんなに明るいなら、電気スタンドが無くても平気でしょ」
とスタンドの電気も消してもらう事を言ってみた。
彼女も素直に、それでいいと言う。(笑)

その前後に部屋では『痛み自慢話』で盛り上がった。

要するに、今までどれだけ痛い思いをして、
それに耐えたかの自慢大会だ。(笑)

女性の場合、お産の痛み話も、けっこう盛り上がるが、
そればかりで無く、今まで怪我した時の痛み自慢の話だった。

ろだんさんが
●『足の指の爪を剥がす怪我をして、まだ治りきらないうちに、
息子に、その足を不意に、おもっきり踏まれて死ぬほど痛かった。』
と言えば、

私もすかさず
●『業務用のキャベツの千切りの器械で、
自分の人指し指の側面を爪と一緒に、すこーんと千切りしちゃって、
血が止まらないので、手を上げながら救急病院へ行ったよ。』

・・・・なんて具合に、
ひたすら、『いかに自分が痛かったかの話』で多いに盛り上がったのだ。

(アホだ・・・。)

まったく、あの風情のある古風な旅館の畳の部屋で、
しみじみと旅を語る・・・・なんて事は、まったくしない、とんでもない二人だった。


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こうして松本の夜は更けて行った。

(2006・10・8・「夜」)
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by mismis10 | 2006-10-22 22:45 | 旅(信州編)

旅日記・信州編・10・半杓亭


『半杓亭』(はんしゃくてい)は
瑞松寺の前というか、その境内にあった。

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『源智の井戸』という名所の湧き水が出てる場所の前にあり、
自転車の旅をしてるような格好の若者や、地元の人がその湧き水を汲んでいた。

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私も、皆さんと混ざって、水を口に含んでみた。
まろやかな感じのする湧き水の井戸水だった。
後で聞いた話では、半杓亭の飲みモノはこの湧き水で入れられてるそうだ。

それから、お店に入った。
一人だから、カウンターに座った。

カウンターの中では着物を着た、
竹下夢路の絵に出てきそうな日本的な美人の若い女性の方が、
一人でコーヒーをいれていた。

着物で接待は、慣れて無いと大変では・・・?と思ったが、
ゆっくりだが、実にテキパキした身のこなし方だった。

玄米コーヒーを注文。
どうも、体調を考えて身体に優しい品を選んでしまう。

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店内を見回すと、松本民芸家具のテーブルと椅子で統一されていた。
よく見ると、奥の方に本が見えるそれほど大きく無い空間の部屋がある。

入り口には『おおいど文庫』という文字が見える。
小さな図書館だった。

尋ねたら「自由にご覧下さい」と言う。
コーヒーが入るまでの時間みせていただく。

中に入れば、凄い数の本が上から下までぎっしりとあった。
子供向けや、仏教の本や、いろんなジャンルの本が所狭しと置いてあった。

お店の若い着物の女性の話だと、
ここのお寺の奥さんだったか、お嬢さんだったかが、
以前、近所の子を集めてココで読み聞かせをしていたそうだ。

それが時代と共に、子供の数も減って、
やがてその読み聞かせの長屋の場所に、この「半杓亭」が建てられたのだそうだ。
その名残が、この図書館なのだそうだ。

現在でも、本の貸し出しとかが行われてるのだそうだ。
「ご希望の本が有りましたらお貸しいたしますよ」と言われた。

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カウンターに戻って、入れてもらったコーヒーを飲みながら、
松本は初めて旅行で来て居て、借りて行けない事を話す。

玄米コーヒーが、非常に、おいしかった。
大体にしてオーガニック系は、それほど味が良いとは思えない私だったが、
ここのコーヒーは美味しかった。
今まで飲んだ玄米コーヒーの中では、ベスト1だと思うほど旨かった。

ひとつ席を空けた場所に、20代くらいの若者の男性2人連れが居た。

コーヒーを飲んで、聞くとも無く聞こえて来た話の内容が、
松本城内で行われている「蕎麦まつり」の事だった。

しかも、ブログでも書いたばかりの
私の好きな福島県山都町の宮古の蕎麦を食べた話をしている。
えっ??と思い、思わず声をかけてしまう。(完全にオバサン化・・・笑。)

さらに、松本の蕎麦の美味しい店を教えてもらおうと、
前持って調べておいた店の名を言うと、確かにソコは美味しいと言う。

でも、この時間では、
もう打った蕎麦が無くなれば終わりだから、駄目だと思うと言われた。
(確かに蕎麦はそうだよなぁ・・・。もう夕方だし。)

で、ここまで、例の切符で来た事を話すと、
二人のうちの一人が「青春18きっぷ」で旅をした事などを話してくれた。

私は、友人と二人で来た事。
今夜は「まるも旅館」に泊まって、
明日、下諏訪の「すみれ洋装店」に寄って、東京に帰る事などを話した。
さらに、その後、東北の福島に帰るという話をした。

カウンターの中の若い着物の女性の方も話に混ざり、
「私も下諏訪のすみれさんに行きたいのですよねぇ」とか
まるも旅館の事や、先ほど行って来たKASUKE荘などや、宮古の蕎麦の話をした。

会話は尽きないが、時間が気になり、
おそらく、ろだんさんが待っている頃だと思い、店を後する事にした。

会計を済まし、店を出ようとしたら、
その二人連れの若い男性のうちの一人が、こちらを見て、
「良い旅を。」と声をかけてくれた。

なかなかあの年齢で、
こうしたタイミングに、こんな風に声をかけるって出来そうで、出来ない。

(いい「大人の男性」になれるなぁ・・・と心の中で思った。)

なんとなく嬉しい気分だった。
いいなぁ。。。こういうのって。
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店を出て路地を歩いたら、方向がわからない。(笑)
まったく、何てこった。
(カッコ付けて、颯爽と店を後にしたばかりなのに、全然カッコ良く無い・・・私。)

ありゃりゃ・・・と思い、
さっき通って来た道を探そうと思った所で、ろだんさんから携帯に電話が入る。

その前にメールも来て居たらしいのだが、
音を消していて気が付かなかった。(ごめん。)

ぼちぼち歩くうちに、さっき通った道に出た。
旅館前で、合流した。

また、ぶらぶらして、暗くなった通りの店を、数件覗いて歩いた。

築何百年も経ったような店構えの漆器屋さんに入り、
中を見て、この辺で美味しい夕食が食べれる店を聞く。

親切なおばさんが、田楽の美味しい店を教えてくれた。

ろだんさんが数点買い物をして、
そこの店から、教えてもらった店に向かう事にした。


(2006・10・8・「夕方」)
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by mismis10 | 2006-10-21 00:46 | 旅(信州編)