カテゴリ:東京周辺あちこち編( 7 )

旅日記・東京周辺あちこち編・最終回・西荻窪から帰路へ


お昼を食べて、残っていた後片付けをした。
台所を使えば、その辺りの汚れが気になるのが主婦だ。

シンクの汚れや、洗いカゴの網目の汚れをさっぱりさせると
その他モロモロの気になる所に、更に目が行く。

どうにもこうにも、このアパートは延々とやるコトがある。
あたしゃ、嫁でも、女中でも無いのだから、もう止めよう。

いい加減にして止めないと、帰れなくなりそうだった。
帰りの新幹線の時間を考えて、そろそろ次の予定に移らないと。

「清く正しく美しく」暮らして欲しいと、
二人の息子達に、念を入れてよ~く話して聞かせてアパートを後にする事にした。

「じゃ~ね」と言って、ドアを閉め、駅まで行って電車に乗る。

携帯をみたら、ネット友達のなぁなママさんから、
小春日和の東京を楽しんでますか?という風なメールが入っていた。
(かなり前に着信していたのに、全然メールに気が付かなかった。ごめん。)

まさか昨夜からずっと、掃除、洗濯にと、帰る間際まで追われてるとは、誰も思うまい。
そういう風に返事を返して、電車に揺られた。

私が息子らのトコに来ると、だいたいが、このパターンなのが普通なのだが、
他の母親らは、どうしてるのかなと少しだけ考えたりした。

私のように、嵐みたいに来て帰る母親も珍しいかもしれないと思ったが、
一応、ちゃんとやるコトはやって来たのだから、まぁイイだろうと自己満足に浸る。

~~~~~~~~~~

中央線の西荻窪駅で下りて、荷物をコインロッカーに置いて、
行きたかったお店の 無相創 へ向かう。

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途中、レトロで雰囲気のある銭湯の「玉の湯」を発見。
のれんの文字がいい感じなのだが、強風でめくれて、撮れない。

この日の東京は、非常に風の強い日で、今にも飛ばされそうだった。
(飛ばなかったけどね。)

気温も低く、寒かったので暖かいコートで助かった。
襟元を立てて、風に向かって歩いた。

店は、あまりにも何げなく自然にソコにあって、行き過ぎてしまい少し戻った。

店内に入ると、黒いラブラドール犬がお出迎えしてくれた。
HPに載ってる「楽」ちゃんだなと思った。

店主と思われる男性の方が、奥で何かの作業の手を止めて出て来てくれた。
「風の強い中、大変でしたね」と言われた。
本当に、すごい強風だった。

他にお客さんも居なかったので、ゆっくりみせてもらう。

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画像も良いかと聞いたら「全然構いませんよ」という。
そして、店主の方は、また奥に下がって行った。
こうして、構わないでみせてもらうお店って好きだ。
私は、そばで色々言われると、どうも落ち着かない性分なのだ。

小さなモノから大きな家具まで、かなり素敵なセレクトだった。

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「じょうさし」が2個あったのだが、
どちらも、台座部分がいい感じで、どちらも捨てがたい。
悩んだ末に、結局、どちらも買った。

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毎度お馴染みのアルミもんも購入。

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さらに、まっ白なバター入れ。
潔いくらいに白いのその姿に、一目ぼれだった。
もちろんバターはいれないつもり。何を入れようかな。

~~~~~~~~~~~~~~

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そこから、今度は「魯山」へ。

店内に入ると、年配のマダムが何やら、早口で急いで店主と話をしてた。
お買物の品の事で、とても慌しく話をしてた。
どうやら、そのお店の常連さんらしい。

「じゃ~ね。頼みますよ」と言ったかと思うと、
外に止めておいたタクシーに乗ろうとドアに手をかけた。

店主の方が、これまた早口で、追いかけるように、
「○○さん。血液型、何型?」と質問した。
「どうして?」
「いや、後学のためにね。」「今、研究してるんですよ」
というやり取り。
「あたし、A型~」と言って、年配マダムは出て行った。

その方が出て行くと、店主の方は、
何かの品物の修理の依頼で来てた、もう一人の常連さんと話をはじめた。

「あの○○さん。いっつも、ああいう感じなんだよね」
「確か、福島出身なんだよね~。いわきだったかなぁ。」
「福島の人って、落ち着かないのかねぇ」

すんません。
私も福島です。
しかも、血液型A型です。
(確かに、落ち着かない性格かも。)

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そこで、めがねケースか、ペンケースになりそうな銀色の入れ物を購入。
イニシャルも入ってる。

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店内の画像の許可を貰って撮らせてもらう。

さっきの会話が成り立つのが不思議なくらい、落ち着いた雰囲気のお店だった。
器も、素敵なモノがたくさんあった。

そこを出て、そろそろ東京駅へ向かわないと行けない時間だった。

時間があれば、もう少し行きたい店もあったが、
午後から出て来て、それは無理というものだった。

息子らのアパートから、すんなりとは帰らない私は、やはり「有り得ない」人かもしれない。

今度また、ゆっくり来ようと思った。

~~~~~~~~~~~~

東京駅でお土産を買って、新幹線のホームへ向かった。
乗ろうとした新幹線が、強風のために、途中で遅れてるらしい。

風が強く寒い中、ホームで数十分の間、待たされた。
後ろに並んでいたビジネスマンらしい男性が、
「全然来ないんだよ。遅れてるんだ」と大声で、誰かにケータイで話をしていた。

ずいぶんと遅れて到着した新幹線に、掃除が終わった後、やっと乗れた。

途中、実家の近くの駅の新幹線の駅で降りて、弟に迎えに来てもらった。
そこから、一日遅れて仕事が終わったコロちゃんと合流して、
春の彼岸の墓参りをして帰って来た。

こんなに長い事、書いたけど、私が東京周辺に居たのは、1泊2日。
まったく、いつもの事だが、相変わらず慌しい旅だった。

今回、お会いした、にじちゃん。cherryちゃん。tiaraちゃん。
お世話になりました。
バタバタした私でしたが、楽しい時間を過せました。ありがとう。
また、いつかどこかでお会いしましょう。

最後まで、あわただしい長い文章を読んでくださった皆様に感謝します。
それでもまた懲りずに、どこかへ行ったら書きますね。


~おわり~

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あっ、fudokiさんちの買い物。こんな風なモノを買いました。

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とても気に入ったアメリカ軍モノのトランク。
こういう風に椅子の下に置いてみた。別の言い方をすると、隠してみた。

コロちゃん、いまだに気が付かない模様です。
本当にいい人だ。
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by mismis10 | 2006-03-28 22:58 | 東京周辺あちこち編

旅日記・東京周辺あちこち編・6・ガスリーズ・ハウスさんへ


八王子にあるアンティークショプの ガスリーズ・ハウス さんに、
はじめて息子のバイクに乗せてもらい、連れて行ってもらった。

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建物の中に入ると、そこは、正真正銘のアンティークな品が並んでいるお店だった。
声をかけたが、反応が無い。

やや薄暗いカウンターの横に、犬が居た。
吠えないので、全然、気が付かなかった。
ブログに載ってたジェイムズ君だと後で気が付いた。
画像でみた籐の籠に、体を小さく丸めて座って居た。
おいで、と言ったら、そこのカゴから少し出て来て、私達を見上げた。

少し待つと、スタッフの若い男性が出て来た。
店主の方は留守だという。
店内を見せてもらう。

息子は、さっきのワンコのそばで、その犬をかまっていた。

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お店の品は、今の流行の主婦ウケするようなアンティークの品は、ほとんど無かった。
文字通り何百年も前に作られた重厚な品ばかりだった。
特に家具類はすごかった。奥の部屋には、家具の修理をする部屋もあったようだった。
確か、店主はそういう本の著書もある方だった。

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時折、使い方とか分からないような品があったので、
それについて質問したりして、店内をみせてもらう。

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ガラスケースに入った昔の女性が使った銀色の口紅のケースが目についた。
中を開けると、微かに赤い色が残っていた。
冠の刻印があって、イギリスかどこかのメーカーかもしれない。
それを買う事にした。

包んでもらう間に、さっきのワンコを、床にしゃがんで息子と一緒にかまう。

可愛い目をしてるけど、妙におとなしい。
おいで・・・と言っても、
一定の距離を保って、それ以上は近くまで来ないのだ。

そのスタッフの方の話だと、
前の飼い主から虐待を受けて、縁があってココに来たのだという。

来た当初は、全然馴染まなくて、
新しい飼い主をただエサをくれる人って感じにしか思わなかったらしい。

なんて可哀想なんだと思う。
弱い者苛めの見た事の無い、その前の飼い主が心から憎らしく思えた。

でも、甲斐犬の雑犬だというジェイムズ君は、今のそのお店がとても似合っていた。
甲斐犬の特徴の虎っぽいシマシマ模様も、その毛並みに出ていた。

彼と話したわけでは無いが、ここは安心だといわんばかりの目をしていた。
ゆったりとした様子で、そこに自分の居場所をみつけて馴染んでいた。
来た時よりも、だんだんと近くに寄って来た。

私達が、かまってる様子を見てたら、そのスタッフの男性が、
「いやぁ、こんなに慣れて、気を許してるのは珍しいです」という。
普段は、客が来ると奥に引っ込んでしまうのだそうだ。

何が気にいってもらえたのか解らないけど、嬉しかった。

そんな感じで、お店を出た。
また、あのワンコに会いに行きたいな。 ジェイムズ君

それからまた、アパートにもどって来て、片付けの続きをする。
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by mismis10 | 2006-03-27 22:35 | 東京周辺あちこち編

旅日記・東京周辺あちこち編・5・八王子の38枚


そして八王子。

その昔、八人の王子が、ココに住んでいたかどうかは、私は知らないが
八王子は東京都内であっても、東京では無いような感じがする。
お天気とか、気温とかも、23区のそれとは全然違う。

上京したての頃、長男が東京都内を宇宙に例えると、
「八王子だけが、びゅ~~んと離れた惑星になってる感じがするんだよねぇ」と言った事があった。
なんとなく意味が分かる。

駅から歩いて数分の息子達のアパートへ向かう。

すでに、駅前のデパートはとっくに閉っていたので、コンビニで 栗原さんちのおすそわけ
2個パック入りのショートケーキとポテトチップスと、その他、なんだかんだと買い込む。

それらを持って、こんばんわ。

ドアを開けると、珍しく2人ともおそろいで居た。
相変わらず、狭く、散らかった部屋だった。

しかし、一応、訪問の予定は言ってあったので、
その状態でも「ちゃんと片付けた」と、彼らは申していた。

はい、ケーキと出したら、即、完食。
男の子は、ケーキは自分では買ってまでは食べないのを知ってるから、いつも買って行く事にしている。

おトイレを使って、洗面所の脇を通ると、洗濯機の2つ折のフタがこんもりと上がってる。

ん?なんだろう?と開けたら、
まだ洗って無い洗濯モンが、ぎっしり入っていた。
てか、押し込んであった。

「ちょっと~、何よコレ。」そう言いながら、中のモノを取り出す。

まるで手品のように、箱じゃなく洗濯槽の中から、どんどんと出て来る汚れモン。
ひえぇ~~。
すごい、すごい。なんじゃ、これは・・・。

どんどん、次から次へ、手品のハンカチがシュルシュルと出て来るように、
出るわ出るわ。床の上には、やがて小さな山が出来た。

よく溜めたもんだと呆れた。
とりあえず、洗濯は、明日コインランドリーにて行うように指令を出す。

では、お風呂に入ろうかと思うと、そこも、凄いコトになっていた。
ドコを掃除してたのか、私には、甚だ理解不能。

結局。それから、あちこちの掃除が終わって、
やれやれとお風呂に入って寝たのは夜中の2時を過ぎていた。

母は、朝からフル稼働だ。ちかれたぁ~。
有り得ない移動をした上に、こんな事が、私を待っていたとは。とほほっ・・・だよ。

~~~~~~~~~~

あくる朝、さっそく長男がコインランドリーへ行く事になった。
何が一番、今必要かという事になって、下着と靴下中心のセレクト。

こういう「選択」(洗濯)もあるのかと、妙に感心した。

コロちゃんが韓国から買って来てくれた
「すごく怪しいプラダのボストンバック」が一番大きいという。
それに、詰めて持って行く事になった。

息子は、何も考えず、ソレらの洗濯モノを入れようとするので
「ちょっと。待った!」
「枚数を数えてみてみ~。」と提案。

1枚、2枚・・・3枚・・・数えているうちに、一同笑いが込み上げて来る。
これだけ溜めるとは、もはや、笑うしかあるまい。

途中、略・・・。

げっ。最終的に38枚。
なんと、トランクスの数だけでも、こんなにあった。

まぁ2人分だけど、それでもこんなに溜めてどうする。
履くモンが無くなると、買って来ていたと言う。
そういえば、まだ買って来たままビニール袋から出して無い下着類を、昨日みかけた。

しかも、「100均ショップのトランクスはダメだね。最悪~。」なんて言う。
まったくもぅ。

こうして、兄が、その怪しい姿のまま、川へ洗濯へ。じゃ無い、コインランドリーへ。
私は、家で急がなくてもOKの洗濯モノを何回かに分けて洗った。

弟は、いつものように傍観者だ。
今度は、その弟の番だ。
この人は、足が2本しかないのに、やたらに靴を持ってる。

アンタはタコかよ・・・。と言いたいくらいだ。

見れば、ヤフオクで落札したらしい全国各地から送られて来た住所の紙が貼られた箱がいっぱい。
(まぁ、これは、遺伝かもなぁと、フト思う。)

それにしても、空き箱は捨てなさいよねぇ。
造り付けの下駄箱には、到底入りきれない。

空いてたダンボールで、即席の靴入れを作り、玄関の空きスペースを作る。
上はバイクのヘルメット置き場まで作ってあげた。
私って、何でも出来る母親だ。(エヘン。)

「いいでしょう~」と押し売りすると、「まぁ~ね。」とクールな反応の息子。

それより、兄に靴を買うように言ってよという。
「同じ靴ばかり履いてるんだよ。」と、その辺に、まったく無頓着な兄のコトをいう。

まったく、この二人を足して2で割ると丁度いいのだけどなぁ・・・。
仕方ないなぁ。


ひと段落したら、午前中に、八王子のアンティークショプへ行こうと思っていた。


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※燃えるゴミ4個。+不燃物のゴミ1個。出ました。
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by mismis10 | 2006-03-25 20:59 | 東京周辺あちこち編

旅日記・東京周辺あちこち編・4・本八幡へ


目黒駅から山の手線で秋葉原へ、そこで乗り換えて本八幡へ。
約1時間弱くらいの移動時間だ。

「あちこち、よく行くね。」とよく言われる。

本来私は、貧乏性と欲張りなので、
出かけたら、用事を全部一緒に済ませようとする所がある。

自分の家から車で出かける場合もそうだ。

どこかひとつ、行く先が決まってる場合などでも、
その行き先の道路の周辺にある店とか、気になってるリサイクル・ショップとか、
買うモノが無くても、見るだけでも必ず寄る。
時間が無い場合でも、ささっ~と入って、店内を一回りして出て来るとか、全然平気なのだ。

そういうのがクセになってるので、こういうモンを見つけてしまう。・・・↓
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※昔の書類入れと、昔の木箱。
(本日、違う用事で出かけた時に連れて帰りました。まだホコリもちゃんと付いてます。)

私は田舎に住んでいて正解だったのかもしれない。
都会に住んでいたら行きたいトコだらけで、身も財布も持たないかも。
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※しかも、例のfudokiさんからの荷物も届いた。・・・↑

~~~~~~~~~

本八幡の駅に着いた頃には、すでにどっぷりと日が暮れていた。

今回、ココへ行くというメールをしたら、ネット友達のマミィさんが、
「あまりメジャーじゃ無いトコですが、娘を産んだ病院がある」と教えてくれた。

それを探検するのも、面白いかもしれないと思ったけど、
さすがに大人だから、ソレはやらなかった。(笑)

そこには、かねてから気になってたギャラリーがあった。
目黒から電車に乗った時点で、
着いた頃にはすでに、営業時間が終わってるのは承知していた。

バスを探していたら、そこへ行くバスが出るところだった。
走ったけど気付いてもらえず、ブ~~ンと行ってしまった。

運転手さんの見える方向から近づけば良かったなぁと、がっかり。

こうして取り残された場合、雪道で転んで上空を見上げてしまう感覚に似てる。
こういう恥ずかしい場面は、誰も見てないといいな~と思うのだ。

でも、それは直ぐに、無残にも打ち砕かれた。

その一部始終を、後ろから見てた年配のオバさん3人組みに、
「あ~ら、残念!」「行っちゃったわねぇ~」と笑いながら、大声で言われたのだ。

オバさん達は、声がデカイ。

雨が降ってたので、雨の当たらない場所で次のバスを待つ事にした。
さっきの3人組みも、そこにやって来た。

なんだぁ。一緒じゃん。
(や~ね、私がバスを止めたら、一緒に乗ろうとしてたんだな。)
(オバさんのやる事は、大体わかるんだ。私。)

それほど待たないで、次のバスで目的地へ向かう。
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真っ暗な中、ここがそうなのね。と確認する。
今度、なにかの企画があったら行きたいなと思った。 らふと


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しばらくぶりで会う友人と待ち合わせして、
ニッケ・コルトンプラザ内の「つきじ植むら」で夕食。

そこで、友達から、私の朝からの一連の行動パターンは「有り得ない」と賛辞。

少々重い話を聞きながら、ご飯を食べる。
長い事生きてると、みんな、いろんな事があるんだと思う。
何も無い人など、この世には存在しないのかもしれないと、
めずらしく年相応な事を考え、人生を考えた。

そこで、友人と別れて、今度は八王子へ向かう。
御茶ノ水で快速電車に乗り換えて、電車に揺られる。

よく考えたら、ここから八王子へ行くのと、
自分の家に帰るのと、時間的にはあまり変わりない。

私って、有り得ない行動パターンをしてるのね。
よ~く分かった。



ニッケ・コルトンプラザ
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by mismis10 | 2006-03-24 23:45 | 東京周辺あちこち編

旅日記・東京周辺あちこち編・3・CHUM APARATMENTへ

目黒駅に着くと東口と西口の表示が見えた。

どっちから出れば良いんだろう。
土地勘の無い者にとっては、コレが困る。

ネットで調べた時に見た記憶があった目黒雅叙園のほうだなと思い、
その案内の文字の表示がある西口から、急いでタクシーに乗る。

電車の中で、ろだんさんに遅れる旨をメールして伝言を頼んだ。
彼女は、旦那さんとまたまた青春18きっぷで上京。
すでに1時間も前に到着してる模様だった。

タクシー運転手さんに「イメージスタジオ109の裏へ」と聞いた通りに言うと、
「渋谷の109じゃ無いですよね。」とやや怪訝な顔付き。

ちはるさんの店だという事と、お店の名前も出して言ってみた。
しかし、どうも、よく理解出来ていない感じのおじさんだった。
とにかく、その辺りに行ってもらう。

車内では、ちはるさんのタレント活動から現在に至るまで、
かいつまんでだが、なぜか私が熱く語るコトとなった。

そんな私の話を、ちゃんと聞いてるのか、いないのか
「このヘンですかねぇ~」とおじさんが言うので、見れば店の直ぐ前だった。

急いで降りようとしてる私に、さらに追い討ちをかけるように、おじさんが、
「で、今、どんなドラマに出てる人ですかぁ~」とのんびり質問をする。

ううぅ~。そうじゃ無くて、すでに立派な企業家だよ。ちはる氏は。
何を聞いてるんだろう。今、そういう話をしたのになぁと思った。

昔「ミモ~・マモ~」なんていうセリフで、
TVのお笑い系番組で、ウッちゃん相手にミモー役で凄いメイクで熱演してた。
よくウッちゃんに泣かされていた可愛い女の子だった。

とか、教えてあげても良かったが、
そんな事は、このおじさんに言っても仕方ない。
(第一、そんなマニアックな事など知る人も少ないはずだ。)

ちはるさんの旦那さんが私と同郷の隣街の出身だなんて事も、
この際、タクシーのおじさんには、全然関係無いしなぁ。
(更に誰も知らない内容だしね。)

そんなショウも無いコトが頭をかすめる。

でも、とにかく、私は急いでるのだった。
タクシーから降りなければ。

それなのに、このタクシーのおじさん。メーター倒して無いし・・・。
もしかしてタダ??(いや、払ったよ。きちんと。)

やっとお店へ。
【CHUM APARATMENT】通称・「チャム・アパ」とか。

エントランス部分には、ガーデニングコーナーの花やグリーンがお出迎え。
脇役の小物の感じがとても良い。

写真を撮るヒマも無く店内へ急ぐ。
倉庫を改装したお店の入り口のドアを開ける。

スタッフの方から「文章講座の方ですか?」と聞かれて、
奥のL字型に置かれたソファースペースに案内された。

ちはるさんの本『to the rooms』と同じ空間がそこにあった。
ちはる「to the rooms」


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実際の壁は、本よりも青銅色が濃い感じがした。グリーンに近い感じだった。
その壁の窓には、フランスの古い門扉がシンメトリーに並んではめ込んであった。

凄いセンスだなぁ~と感心した。
「青山chum」とは、全然、雰囲気が違うような気がした。

一歩先を行く感性の持ち主なんだろうなと思った。
モロッコのイメージとかの話だったが、元倉庫の高い空間が見事にそれにこたえて居た。

サロン風に、すでに始まってる講座だったので、
出された椅子に座るとなんと、
スタッフの方だとばかり思っていたのが、ちはるさん本人だった。

最初に座った一段高い椅子を、みんなと同じ目線にと、
後で低い椅子まで持って来てくれる配慮。

先生である大平一枝さんを囲んで、
講座は開始時間から、すでに30分を過ぎて居た。
ジャンク・スタイル―世界にひとつの心地よい部屋

大平氏は、1964年生まれとは思えない若いお姉さん風だった。

文章を書く人は、私の勝手なイメージで、小学校の先生のような感じがしてたのだが、
目の前にいる方は、それとは違って、ギターなんか持たせたら似合いそうな
フォーク・シンガーを思わせる雰囲気の方だった。
ロック・シンガーでも、十分に大丈夫な感じさえした。

最初の方は聞けなかったが、手書きのボードを出して、
松任谷由美の「カンナ8号線」と、RIP SLYMEの「花火」の歌詞を例にとって
文章の表現の仕方などを説明してくださった。
究極の上手い表現は南こうせつの「神田川」の歌詞だと言っていた。

宇野千代、開高健、白洲正子、山本ふみこ、中里恒子
などの作品を例にとって、いろんな表現の仕方などの説明をしてくださった。

エキシビジョンだったが、とても盛りだくさんの内容だった。

途中。お茶とケーキが出されて、食べながらという事だった。
ろだんさんは、少し前に電車の時間の都合で退席した。

その後、参加者の熱心な質問や話が続いた。
終わりの時間が来ても、さらに熱心な会話が続いていた。
若い女性の参加者が多かった。

私は、そこから、今度は本八幡まで移動の予定。
そこで友人と会う約束があったので、時間ギリギリまで居たが先に失礼した。
近くだったら、こういう場所に何回も参加したいと思った。

レジで講習会費を支払っていたら、ちはるさんが来た。

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画像を撮っても良いかと聞いたら、心良くOKしてくれた。
本を持ってるので、店内は良いので、
ちはるさん本人の画像さえあれば良かったのに、私の姿まで撮ってくれた。
とても優しい大人の女性だった。

タクシーはすぐつかまるかと聞くと、通りに出れば大丈夫との事。
「うちの板さんが、つかまえてくれますから」

外は、雨が降って来ていた。

傘も指さずに、濡れたままで、なんとかタクシーを止めてくれようとする若い板前さん。
スタッフも良い方ばかりだった。

私は自分の傘があるので、
「少し大きな通りへ行くので大丈夫だ」と言って歩き始めたら、タクシーがつかまった。

そこから、駅へと向かう。
雨で道がとても混んでいた。


CHUM APARTMENT

暮らしの柄
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by mismis10 | 2006-03-23 23:11 | 東京周辺あちこち編

旅日記・東京周辺あちこち編・2・fudokiさんへ


fudokiさんは、戸塚という、
そういっては失礼だけど、遠くから訪ねる私のような者には、
簡単に行けない立地条件の場所にあるお店だが、ぜひ行ってみたいお店だった。

逆に言えば、簡単に自分の所から行けないというのが、惹かれるトコなのかもしれない。

時間とお金さえあれば、こんな風に静かに佇んでいるような雰囲気の良いお店を、
いつか全国行脚してみたいと願う私である。(いいよなぁ~、そういう旅も。)

今回、そんな私の行きたい店のリストにあがってるお店に行けて、とても良かった。

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※向こう側が入り口。そこから入って、ここを通り2階へ行く階段がある。

良い雰囲気のお店って、まず入り口が違うような気がする。
どうぞ~って感じで、自然に歓迎してくれてる気分になる。

階段を上がると、その傍らにも、
大きなブリキ製ウォッシングタブがいくつか飾ってある。いい感じだった。

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扉を開ければ、そこもまた素敵な空間。
素晴しいセンスだと、初心者の私は、見るもの、すべてがワクワク。
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小さな空間を生かした飾りが、いたる所にある。
すべてご主人の手作りらしい。

時々来れる三人が羨ましい限りだと思った。

店内には、静かなご主人が居て、後から奥様も出て来てくださった。

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※画像の許可をいただくと、あちこちパチパチと撮りまくる。

時々行ってる彼女達の話だと、いつもあちこちディスプレーが変わるらしい。
その度にいろんな刺激を受けるそうだ。

私も、興奮からやや落ちついて店内を、じっくりと見て回る。
いいなぁと思われる品は、SOLDの文字が。(やはり、皆、考えるコトは同じらしい。)

下の階の商品を見に行ったり、自分の気になるモノを触ったりして、
それぞれ、皆、思い思いに時間を過す。

私も最初は、何か持って歩ける範囲の小さなモノを、と思っていたのだったが、
「送りますよ」の一声で、ガラリと豹変した。(笑)

ものの数分の間に、パタパタとお買物。
休みの日に届くようにしてもらったので、まだ手元には来て無い。

あっという間に時間が過ぎて、
そろそろ、私は、目黒に行く時間が来た。

一緒に行ってくれた三人も優しい友人達で、私に合わせてお店を出てくれるという。
(本当は、ゆっくりしたかったかもしれないのに、ありがとう。)

~~~~~~~~~~~~~

外に出ると、風が冷たい。
バス停で、戸塚行きのバスを来るのを待つ。

バス停の後ろにあったベンチが、いい具合に古びて居て、これも何かに使えそうだと
たあいも無い話をしながら、バスを待って居た。

渋滞の車の列の中から、お店の方向に曲がった一台のワゴン車を発見。
「あっ、しぇりちゃんだぁ~」
tiaraちゃんかcherryちゃんか、にじちゃんか、ほぼ同時に、誰かが声を出した。

仲良しのネット仲間が、窓から顔を出してくれて、ご挨拶。
世間話をするには、微妙に遠い距離だった。(笑)

私もネット上では、よく知ってる彼女だった。
やや遠めだったが、生でお会い出来て嬉しかった。

同じ趣味を持つと、大体が同じ店とかアンティーク市で会う機会が多い。

ところが、ネットではHNで、呼びあって居ても、
実際に現場で、それらを口に出すと、かなりオマヌケ状態なのだった。(笑)

このコトは、みんな同じらしい。
でも、思わず出るのよね。HNがね。

~~~~~~~~~~~~~~

そして、しばらく待つと、バスが来て、また4人で一番後ろに座る。

やや歳はイってるけど(しかも、私はかなりイってるけど)
『じょしこーせい』(女子高生)のように、また話をしながらバスに揺られる。

バスは「神奈川中央バス」約して『かなちゅう』だそうだ。

『ぴかちゅう』と発音が似てるなぁと思って、それを口に出したら、
「ぴかちゅうよりも、ず~と前からあるよ」と教えてもらった。面白いなぁ。

面白いといえば、cherryちゃんの話は、
お嬢さんの寝言の話もお腹が痛くなるほど笑ったけど、
cherryちゃん本人の話もかなり可笑しかった。

帰ってからも、時々思い出し笑いが出て仕方なかった。

題して「徳をつむお話」だが、勿体無いのでココでは止めておこう~っと。
(cherryちゃんに会う機会のある方は、ありがたい話を、ぜひ聞いてね。笑。)

そうして、みんなで話をしながらバスに乗ってるのだが、渋滞で前に進まない。
その道路は、いつも混んでるらしいのだが、特にその日は酷かったようだ。

ありゃ~、こりゃ遅れるわ。
そう思ったが、自分の力では、どうしようも無い。
バスは、やっと動き出しては止りの連続で、ようやく駅前に着いた。

~~~~~~~~~~~~

コインロッカーから荷物を出すと、大急ぎで目黒へ。
ご挨拶もそこそこに、そこから電車のホームへと向かう。

改札口を通ってから、「アレ。何番線だっけ?」と後ろをみたら、
「2番線だよ~」と指で教えてくれて、
三人がニコニコ顔をして、手を振って見送ってくれた。

みんな、私よりもず~と若い人達だけど、
本当に良く気が付いて、可愛らしい女性達だった。

ネットでの付き合いだからこそ出来た縁だよなぁとつくづく思う。
厚かましいけど、まるで自分まで同じお年頃になってしまうのを感じた。

主婦が家族を置いて、自分だけ出て来るのは、大変なのをよく知ってるから、
こうして自分のために都合をつけてくれた皆さんに感謝しながら、
自分は幸せだなぁとつくづく思った。

私がみんなの頃の歳には、どんな風だったのか、
東海道線に乗りながら、そんな事をボンヤリ考えた。

品川で乗り換えて、目黒に向かう。

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最後にもう一度、fudokiさんの画像を。
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by mismis10 | 2006-03-22 23:31 | 東京周辺あちこち編

旅日記・東京周辺あちこち編・1・いつものスタート


38枚。
これは何の数かというと、後半に出て来る「あるモノ」の数の総数だ。

またダラダラと続く、私の旅日記を最後まで読んでくだされば、
答えが分かるという仕組みです。どうか、お付き合いください。

先週の土・日と東京方面へ行って来た。

正確には、戸塚→目黒→本八幡→八王子→西荻窪という
都内に住む友人からは、
『有り得ない移動パターン』というお言葉をいただいた行動を済ませて帰省。

その後、新幹線で途中下車して、実家へ行き、コロちゃんと合流。
両方の実家のお墓参りを済ませて夜に自宅に戻って来た。

こうなると旅の題名をどう書けば良いのか、とても困った。
とりあえず、タイトルをつけないと、と思って付けたタイトルがコレ。

~~~~~~~~~~

出発の朝。
モタモタしてたら、あっという間に時間が来た。
コロちゃんに駅まで送ってもらったのだが、
そこにたどり着くまでの信号がなぜか全部、赤だった。
かなり焦る。

駅に着いたのが、なんと発車時刻の3分前。
そう言ってはなんですが、新幹線乗り場は、おろしてもらった東口からは、けっこう遠い西口だ。
元陸上部・・・またココで、朝から猛ダッシュした。

乗り遅れたら、次の新幹線だなぁ~と思いつつも、さすが健脚の私。

発車ベルのピロロ~ン・ピロロ~ンという音と共に、
閉る寸前のドアに乗り込む事に成功してしまった。

ハァ~ハァ~、ゼロゼロ言いながら、指定席に落ち着く。
(以前、本当に乗り遅れたからなぁ。同じ過ちは繰り返すまい。)

朝、東京方面行きの新幹線に乗る時は、
朝日がまぶしく無い席を指定するのだったと、いつも乗った後に、席に着いてから気がつく。

窓のブラインドを下ろして、下の方だけを開けてまぶしさを遮った。

今日、会う約束のネット友達とか、会えない友達とかにメールしながら、本を読み、時間を過す。
ついこの前、来たような気がしたが、そうだった2週間前に来たのだった。青春18きっぷで。

東京駅に時間通りに着く。
で、東京駅から、戸塚駅に移動。

ネット友達のにじちゃん・cherryちゃん・tiaraちゃんと待ち合わせして、
かねてから、行きたかったお店の【fudoki】さんへ行く予定になっていた。

戸塚駅には10時頃に着いてしまった。
みんなも忙しい中、私に合わせて来てくれた。(朝早くから、すみません。)

駅の改札口で待っているが、もうすぐ着くというメールが来ても、改札口には誰も出て来ない。
変だなぁと思いながら、しばらく待つ。

メールやケータイで連絡しあうと、どうやら地上と地下、
それぞれ別の改札口で待っていたので会うまで、多少時間がかかった。

まずは、tiaraちゃんとにじちゃんに会う。
そして、大きな荷物をコインロッカーに預けて、cherryちゃんとも合流。

3人とも、以前に会った事がある。
cherryちゃんとtiaraちゃんは、3年くらい前になってしまうが、一緒にオフ会をした。
にじちゃんは、ついこの前、仙台で遊んでもらった。
本当は、ここにあんじゅちゃんが来る予定だった。

私の次の予定にあわせて、まずは丸井のレストラン街で、ブランチ。
どこにするか、グルグル回ってみたが、どこも11時過ぎないと店が開かない。

仕方ないので、お店の前の椅子に座って、よもやま話をしながら時間を過した。
開店と同時に、お店へ入る。 麻布茶房

それぞれの品を頼む。
黒い眼鏡をかけたウェートレスさんが、タレントの野沢直子さんに似てると私が言ったら、
皆さん、そりゃ可哀想~っていう反応をした。
(そうかなぁ、私的には、似てたんだけどなぁ。笑。)

食事をしながら、いろんな話をした。

皆のHPの画像が綺麗なので、そのコトの話からカメラの話も出た。
cherryちゃんが、おもむろに取り出したカメラは凄かった。
それを持ってるだけで、すごいサマになって居て、一流女流カメラマンみたいだった。

私は、カメラの事は、さっぱり分からないので、
同じく凄いカメラを持ってるtiaraちゃんと、マニアック(?・笑)な話をしているのを聞いた。

シャッター音とかでも、それぞれに好みがあるらしい。
一眼レフで、お料理を撮るcherryちゃん。
後で、彼女のHPに行ってみたら、黒蜜の照り照りまで綺麗に撮れていた。さすがだ。

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私の画像は、こんな感じ。和食の「きじ焼き弁当」です。
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こんな十勝産の最高級小豆使用のあんこみっちりのデザートの甘いモノも堪能して、
お腹もいっぱいになり、そろそろ12時開店のfudokiさんへバスで向かうコトにした。
一番後ろの席に4人で座り、話をしながら店へと向かう。

この道が、渋滞だった。
みんなも、普段は平日に来る事が多いらしいので、その混み様にビックリしてた。

隣に座ったtiaraちゃんが、可愛い籐のバスケットをちんまりと膝の上に置いて居た。
それは、作家さんでもある彼女の作品だった。
ちゃんと使い勝手なども、自分で使って確認してるのだという。

今日は、実家から来たという彼女。
お父さんがそういう手仕事にも大変詳しいというか、確か職人さんらしいので、
実際に出来上がった作品とかも、きちんと見てもらっているらしい。
とても熱心だなぁと感心した。

にじちゃんとは、息子さんの成長痛の話などもした。
男の子は小学高学年あたりから、中学生あたりまで、身長が伸びる時に、
けっこう、この痛みが起きる。
にじちゃんの家の長男クンも、どうもそうらしい。

みんな、それぞれに優しいお母さんなんだろうな・・・と想像した。

そうやって数十分してから、バスを下りる。

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みんなに付いて行かないと分からない住宅地の中に、
しっとりと溶け込んで、伝説のお店のfudokiさんがあった。
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by mismis10 | 2006-03-21 23:54 | 東京周辺あちこち編