引越し物語・前編


お引越し。
第1弾、終わって参りました。
いやぁ~、はっきり言って疲れました。

出発前日の飲み会で、今回の運転手であるコロちゃん、二日酔い気味。

道路交通法では
【0・15mg】以上は『酒気帯び運転』となる。

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こんなモンを使って、
ハァ~と息を吹きかけると、そのアルコールの度数が分る。

出発の朝、午前3時に起きて、ハァ~と計ってみたら【0・45mg】

・・・・・・・ぜんぜん、駄目じゃん・・・。
これじゃ逮捕されちゃうよ。

結局、そういう訳で、
私が東北自動車道を運転してのスタートの朝となった。

まだ夜明け前の暗い中、
運転している私の横で、アレコレとモノ申すコロちゃん。
まだ酔いが残ってるのか、やたらと指導がうるさい。

まぁ気を付けて運転しなさいという訳なのだろうが、
どうもそう聞こえないのは、年輪を重ねた分、私が生意気になってるからだろうか。(笑)

もし自分が男だったら、
助手席に座った妻が、こうも、わーわー言う奥さんだったら、・・・絶対やだなぁ。

ややムカつきながら、ハンドルを握る。

まだ寝て居てくれたほうがありがたいのだが、
そうせずに、ずっと、あ~だこ~だと言い続ける。

120キロぐらい出して運転してる妻の隣に座ってるのだから、もうちょっと配慮が欲しいトコだ。

頭に来た私が「もうちょっと優しく言えないの」と言うと、
「昔は、アンタもハイハイって素直だったのに。」「可愛くねぇ~なぁ」と言われる。

「可愛く無くて結構。」「この歳で可愛いかったら怖いです」と応じる。

中年の夫婦って、そんなもんさ。
お互い歳を取ると言いたい放題なわけだ。(笑)

真っ暗な高速道路は、トラックが多かった。
明らかに引越し業者の看板のトラックもバンバン走っていた。
そういう時期なんだなぁ。

途中、サービスエリアで休憩を取りながら、その度ハァ~とするが、
まだ基準値以下にはどうも微妙に遠い。
お茶とか、ガンガン飲んでみるが、一気にはどうも変わらないようだった。

そのまま私が運転を続けて、どんどん南下しながら進む。

首都高を走るまでに数値が変わらなかったら、
私がこのまま八王子まで運転だと、怖い事を言うコロちゃん。

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栃木県を過ぎ、埼玉県に入り、蓮田SA(サービスエリア)で休憩して、
また何回めかに、ハァ~としたら、今度は数字が【0】になった。

そこで運転を交代。

川口ジャンクションで首都高に入る。

ここからが問題。
うちの車はカーナビが無い。
新車を買う時に、付けようと提案したのだが駄目だった。

田舎を走る分には、そんなの要らないというコロちゃんの主義で、
何度も付けようという私の意に反して、それは却下されている。

「大体、昔は、み~んな、地図で、あちこち行ったんだ」
「日本語が読めれば、標識に書いてあるし」

と、なぜか大威張りのコロちゃん。

軟な旦那と違って、
絶対こうだと決めたら、なかなか首をタテにしないから面倒だ。

そういう性格だと知ってるから、
「ナビ、自分で勝手に付けちゃえば」と提案してくれた友人の言葉にも
「うん」と返事が出来ない私。

仕方ないよなぁ。
この人と付き合うと、こういう状況がもれなく付いて来る仕組みなのだ。
無理を通すと、絶対にヘソを曲げるので、大人の私が折れるしか無い。(笑)

まぁそんな感じで、やれやれと思いながら、首都高に入る。

前回車で来た時は確か、4年前。
しかも次男が運転するバイクも一緒の上京だった。
ネット友達に空いてるルートを聞きながら来たのが懐かしい。
今回は、その時は開通してなかったルートを通るらしい。

しかし、そういう訳で、来る前から、
あぁ~、またあの悪夢の「人間ナビ」をするのだろうかと、
やや憂鬱な気分になっていたのは事実だ。

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今回は、コロちゃん、
地図をみたら、間違わないようにメモや蛍光ペンの文字が書いてある。

「五色桜大橋」なんて中々素敵なネーミングの橋を通って、どんどん走る。

渋滞になると、横の車にカーナビが付いてのが見えて、すごく羨ましい。
便利なのになぁ・・・と恨めしく思えて仕方ない。
しかも歳若いカップルが、いちゃつきながら高級車に乗ってるもんだから
更に、我が身が悲しい・・・。(笑)

運転しながらコロちゃんが
「次は、なんたらジャンクションって書いてある??」とか聞く。

ほら、やはり私がナビな訳だ。

カーナビ声で答えてあげる。
(しかし、やってる自分が、む、空しい・・・泣。)

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そんなこんなで、都内のビル界を眺めては首都高を走る。

「高いビルが建ってるの見るの好きだ」と言えば「田舎モン」と言われながら
渋滞の中を車は少しずつ進む。

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「今、ゴジラに襲撃されたら、私ら終わりだね。このビルの下敷きで」
と、ショウモ無い会話を続けながら渋滞のノロノロ運転が続く。
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なんとかそこを抜けると、皇居のお堀が見えた。
さらに進むと代々木体育館の建物が見え、新宿の高層ビルが見える。


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田舎モンは喜びながらその風景を見てると、いよいよ中央自動車道へと入る。

道路もさっきまでの渋滞はなんのその。
いきなり皆、スピードを出して飛ばす飛ばす・・・。うらみでも晴らすかのように速度を上げる。

ここまで来ると、もう安心。
あとはひたすら走るのみ。

次男に、朝3時半ごろ、家を出る時に、
「コレから出ます」のメールをしたら、意外にも、即、返信が来た。
その次男から、またメールが来た「今どの辺?」

どうも、寝てないらしい。
何やってるんだか・・・。

そうして、ユーミンの中央フリーウェーのフレ-ズも思い出しながら
府中の東京競馬場を横目に、車はどんどん進む。

やっと見えて来た八王子インターから降りた。
そこから市街地に入るまでが、また渋滞だった。

それでも、なんとか朝10時前頃に、アパートへ到着。

次男が「寝て無い」訳が判った。



全然、部屋が片付いて無いじゃないかぁ・・・。(大泣)


(2007・3・17)

づづく
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by mismis10 | 2007-03-19 20:36 | 引越し物語(2007・3)
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