明けて4日目の朝。
ハナさんとエマさんは、郊外の街にあるウッドベリーコモンズへ行く。 ウッドベリーコモンズ 前日に、もし明日の予定が空いてたら送迎をお願いしたいと、 Dukeさんに頼んだのだった。 (こういうサービスがあるのもガンボさんのB&Bの特色だ。) 彼女らは、娘さん達にコーチのバックか何かのお土産を買いたいと言っていた。 私は行った事が無いが、有名なアウトレットのモールだ。 私とろだんさんは、マンハッタンへ繰り出して、 ぶらぶらしようというコトにしていた。 その前に、B&Bガンボさんの近くの店で行きたい所もあった。 Jさんが自分のブログで紹介して居た店だった。 そう・・・。 それは、憧れの『ダイナー』だった。 アメリカの雑誌とか、映画などで、よく使われるあのお店だ。 私は、あの独特のアメリカを代表するようなピカピカ輝く感じのお店にとても興味があった。 本も、やっとのコトで手に入れた。(嬉しい。。。) この『ダイナー』イメージ的にはファミレスのイメージだったのだが、 歴史を知ると、なかなか奥が深いのだった。 全米にあるダイナーの約1500店舗がガンボさんのあるNJ州にあるらしい。 それというのも、Jさんのブログで読んだコトには、NJ州に、それらを作る工場があったらしい。 その中のひとつが、ここガンボさんのB&Bから徒歩圏内にあるらしい。 そこで、朝食を取るコトにした。 外に出ると、けっこう寒かった。 NYって、日本だったら青森と同じ位置だから季節的には、寒いはずだった。 方向音痴の二人なので〝お約束〟のように、 いったん逆方向に歩いて行って戻って来て、 ・・・という相変わらずの行程を経て(笑)ポコポコと歩いて、やっとお店に到着したのだった。 私もすごい方向音痴だが、ろだんさんも負けて無い。 てか、彼女は「別格」だと思う。(ごめん。笑。) ガンボさんちの周りは、 公園や閑静な住宅地があって、散歩するにはとても良い場所だった。 そんな感じで歩いていたら、信号機あたりの所にダイナーが見えて来た。 その名も『パークビュー・ダイナー』 確かに、近くに公園が見えるダイナーだった。(そのまんまじゃん・・・笑。) 店内に入ると中にある椅子などが、ターコイズ・ブルーの色で、とても可愛い。 人が座って居なければ画像を撮りたかった。 (※Jさんのブログには綺麗な画像が載ってるから、興味ある方は見て欲しいです。) 「 パークビュー・ダイナー」by『ニューヨークとアンティーク』 二人で、それぞれのモノを頼む。 しばらくして、 足だけ細くて綺麗な「年配のおばさまのウェイトレスさん」(笑)が持って来たモンに、軽く驚いた。 なみなみとそそがれたコーヒーカップのそばには、合計4個のミルク付き。 『さぁ~、ガバガバと入れなさいよ~っ』ていわんばかりの大盤振る舞いだ。 さらに、パンケーキやパンにつけるジャムやマーガリンも、 この「おばさまウェイトレスさん」が、これまた、たくさん持って来るではないか。 これを見て、考えた。 アメリカ人の人が日本に来たら、出されたコーヒーとか見て 『なんて料簡(りょうけん)の狭いコト』って思わないだろうかと・・・。 カップの大きさからして、日本のは、セコイもんなぁ。 有名な喫茶店だか、カフェなどは、本当に小さいカップだったりして、 日本人の私でさえ、何だかモノ足りない時もある。 まぁ、日本のそうした中身を十分に味わう意味があるのは判るのだが、 こうしたアメリカの『太っ腹なサービス』を目の前にすると、 ホントおおらかでイイなぁ~と思う。 しかもクリームなんか、日本じゃ4個も付けないよね・・・たぶん。(笑) それにしても、これじゃ、アメリカ人の方は、 ますます『立派な体格』になるでしょ。。。とフト思う。 よく見たら、ローファット・ミルクと表示があった。 (あぁ~。やっぱりね・・・。) (一応、気を付けては要るのね・・・・。笑。) お互いに味見しながら食べたのだが、 結局、全部は食べられないまま、お腹がいっぱいになった。 こうして念願のダイナーでの朝食を取り そこの会計を済ませ、外に出ると、来た時よりも多く小雨が降っていた。 けっこう寒がりの私は、やはりもう一枚着てから、マンハッタンへ行こうと思ったので、 もう一度B&Bガンボさんへ戻りたいと、空を見上げながら、ろだんさんに話していた。 そしたら、直ぐ後ろのドアが開いて、 さっきの足だけ細くて綺麗な「おばさまウェイトレスさん」が出て来た。 「お嬢さん・・・忘れ物よ」 と手渡されたのが「ろだん@お嬢さん」のシニアグラスだった。(爆) 「みのもんた」じゃあるまいし、お嬢さんには参った・・・。 あっ。訂正。 お嬢さん「達」って、言ったかもしれない・・・。 (私も入ってる計算になるのね。おそらく。笑。) 礼を言って、また歩いて戻って、今度こそ本当に、マンハッタン行きのバス停に向かう。 なんとなく、土地勘も出来て嬉しかった。 私は、ガンボさんちとマンハッタンとの行き帰りのバスが、とても好きだ。 ハドソン川を挟んで見えるNYの建物の景色も好きだが、 そのバスの中から周辺の住宅街の様子が見えるのも、とても楽しいのだ。 今回は、道路の工事でもあったのか、 前回に来た時と違うルートで、マンハッタンへ向かう。 その街並みを見ながら、バスに揺られた。 お馴染みのポート・オーソリティのバス停にバスが到着する。
by mismis10
| 2005-12-02 22:09
| 旅(ニューヨーク編)
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