お伊勢参り・④・外宮(げぐう)参拝

鳥羽駅から伊勢市駅に到着。
駅から歩く。

多くの団体さん達も案内の人の後に付いて歩いていた。
けっこうな人数の人達がいた。

伊勢神宮の前まで来たら、福島での友人のくれもんさんが教えてくれたフランス料理の「ボン ヴィヴァン」が直ぐに分った。
今回は時間的に行けなかったが次回は行ってみたい素敵なシャレた作りのレストランだった。

思えばこの旅、まさにスピリチュアルな旅だからか、料理は最後まで縁が無かった。

鳥居が目の前にあるあたりで何やらパンフレットを配ってる人達がいた。
伊勢商工会議所の人達だった。
おそらく商店街の店主のおじちゃん、おばちゃんだろう。

平日は100人。土曜日は400人。その数の「参宮札」を配っているのだそうだ。
せっかくなので、列に並んでいだだく事に。
しかし並んだもののその列がなかなか進まない。
何やら参宮札のヒモが多色だから、皆さん悩んでいるのかなと思いながら順番を待つ。
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自分達の番になったらその訳がわかった。
ヒモの色が各遠方から来てる場所によって色分けされているのだった。

私達は東北からだから、紫色のヒモが付いた参宮札をいただく。

それを渡す人が、一人ひとりに、その由来を説明しているのだった。
こうして丁寧ではあるが、サクサクと列が進まない理由が判明した。

それを首から提げていると各商店街のお店に入った時にサービスが受けられるのだそうだ。
これには驚いた。ただの記念の札では無かったのだ。
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その昔、伊勢参りの旅人が一文無しのサインで木のひしゃくを持ち物のゴザ等に挿して置くと、各家々からおにぎりやワラジ、果てはお風呂も貸してくれた伊勢の人々のおもてなしの心があったのだそうだ。
そのため「お伊勢参り」が「おかげ参り」ともよばれるのだそうだ。
何でも現地に行ってみないと知らない事があるんだなぁ。

そうして、「福島から来た」と言うと「頑張ってくださいね」と声をかけらえた。
ありがとう。福島の皆さんの分もよーく拝んで来ようと思った。さっそく首から提げた。
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さて、火除橋を渡って、いよいよ鳥居へ。
「橋を渡る時は、端を通るんだよ」とか言われながら歩く。
しかも、ここ外宮は左側通行なのだそうだ。

外宮→男=豊受大神宮(とようけだいじんぐう)豊受大御神
伊勢神宮のお参りは、この外宮が先と決められている。

これに対して、ここを参拝してから行く5キロほど離れた内宮は、
(内宮→女=皇大神宮(こうたいじんぐう) 天照大御神
という具合になっている。

伊勢神宮というスケールの大きさが分る。
江戸時代は日本人の6人に1人が参拝したのだそうだ。

その筋の先輩Mちゃんがまずは頭を下げて私もそれに従う。
どんどんと人が来る。
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砂利がじゃりじゃりと足裏に響く。
当日、暑いくらいの陽気だったが参道へ入ると、こんもりとした森みたいで、いきなり日差しが消えた。
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そこを歩いていくと、御生宮(ごしょぐう)という4重の塀に囲まれた建物が見えてきた。
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写真撮影は限られていたので撮れる所だけを撮る。
目立たないけど、ちゃんと脇のほうには警備の係りの人がいた。

伊勢神宮では、二十年に一度、「式年遷宮」が行われている。
平成25年に遷宮するための工事が行われていた。

驚いたのは、その工事をする塀もすべて木の板塀で囲まれていた事だった。
ドアの取っ手も、昔のお手洗いみたいに木の手が付いていた。

宮大工の人達が京都からも来ているという話だった。
その人達の姿も、白いヘルメットに白いシャツ白いニッカポッカで、正に白ずくし。
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大きな木があると、なぜか触る。
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パワースポットとされる石には、みなさん手を伸ばす。
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亀の形をした橋がかかった池には、本物の亀がのんびりと泳いでいた。
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余談だが、手足を意外に長く伸ばして泳ぐのだなぁと妙に感心した。
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こうして、外宮の中の多賀宮。土宮。風宮。
全部をお参りして来た。
じゃらじゃらと持って行ったお賽銭もすべて無くなった。
こりゃ足腰の丈夫なうちに来ないと駄目だなと思った。森の中をひたすら歩くのだから。
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勾玉池(まがたまいけ)まで来て休憩。
人は相変わらず、どんどん来る。
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今度は、バスに乗って内宮(ないぐう)へと向かう事にした。


~つづく~
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by mismis10 | 2012-10-26 22:30 | お出かけ(2012)
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